「精神障害者の就労支援について正しいのはどれか」の過去問まとめ(作業療法士国家試験・3問)
作業療法士国家試験では「精神障害者の就労支援について正しいのはどれか」という問い方が、第51回〜第61回のあいだに3回出題されています(「精神障害者の就労支援で正しいのはどれか」という言い回しを含む)。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第61回 午前第49問4. 障害特性に応じた合理的配慮を事業主と検討できる。
- 第56回 午後第49問5. 就労継続支援B型事業所では最低賃金が保障されていない。
- 第51回 午後第50問1. 就労継続支援B型事業所では最低賃金が保障されていない。
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第61回 午前第49問(地域作業療法学)
精神障害者の就労支援で正しいのはどれか。
- 1. ジョブコーチから職業紹介を受けることができる。
- 2. 精神障害者の法定雇用率は2%と規定されている。
- 3. 就労継続支援A型事業所は2年の利用期限がある。
- 4. 障害特性に応じた合理的配慮を事業主と検討できる。 ✓
- 5. 事業主に対する支援としてジョブガイダンスがある。
正答:4
障害者雇用促進法に基づき、事業主は障害者に対して合理的配慮の提供義務を負っており(2016年施行)、精神障害者もその対象である。
第56回 午後第49問(精神障害作業療法)
精神障害者の就労支援について正しいのはどれか。
- 1. 精神障害者は障害者雇用義務の対象ではない。
- 2. ジョブコーチは事業主への支援を行うことはできない。
- 3. 精神障害者は障害者職業能力開発校の支援対象ではない。
- 4. 障害者就業・生活支援センターでは職場実習を斡旋しない。
- 5. 就労継続支援B型事業所では最低賃金が保障されていない。 ✓
正答:5
就労継続支援B型は雇用契約を結ばない非雇用型であり、工賃(作業報酬)は労働基準法上の最低賃金の対象外である。
第51回 午後第50問(地域作業療法学)
精神障害者の就労支援について正しいのはどれか。
- 1. 就労継続支援B型事業所では最低賃金が保障されていない。 ✓
- 2. 障害者就業・生活支援センターでは職場実習を斡旋しない。
- 3. ジョブコーチは事業主への支援を行うことはできない。
- 4. 精神障害者は障害者雇用率に算定できない。
- 5. 精神障害者は障害者職業能力開発校の支援対象ではない。
正答:1
就労継続支援B型は雇用契約を結ばない就労訓練の場であり、利用者に支払われるのは「工賃」であり最低賃金の保障はない。
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