PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第44回 理学療法士国家試験 午前 第93問

理学療法評価学第44回午前

第44回 理学療法士国家試験 午前 第93問(理学療法評価学)の正答は 2・5 です。Lawtonの手段的ADL(IADL)尺度は、家庭や地域で自立して生活するために必要なより複雑な活動を評価します。

問題
Lawtonの手段的ADLに含まれるのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 歯磨き
  2. 2. 服薬管理
  3. 3. 階段昇降
  4. 4. 浴槽の出入り
  5. 5. 公共交通機関の利用

正答:2・5番

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解説
■ 正答:2・5番

Lawtonの手段的ADL(IADL)尺度は、家庭や地域で自立して生活するために必要なより複雑な活動を評価します。服薬管理交通手段(公共交通機関)の利用はいずれもLawtonの8項目に含まれます。


【各選択肢の解説】

1. 歯磨き
❌ 誤り。歯磨きは整容にあたる基本的ADL(BADL)で、IADLには含まれません。
2. 服薬管理
✅ 正しい。Lawtonの8項目の1つで、薬を正しい量・時間に自分で管理できるかを評価します。
3. 階段昇降
❌ 誤り。移動能力そのものはBADLの範疇です。Lawtonの項目にある「移動」は交通手段の利用という意味です。
4. 浴槽の出入り
❌ 誤り。入浴動作はBADLです。
5. 公共交通機関の利用
✅ 正しい。「交通手段(mode of transportation)」としてLawtonの8項目に含まれます。

【試験対策ポイント】

Lawton IADLの8項目は語呂で丸ごと覚えます。

  • ①電話の使用 ②買い物 ③食事の準備 ④家事 ⑤洗濯 ⑥交通手段の利用 ⑦服薬管理 ⑧金銭管理
  • 男性は①②⑥⑦⑧の5項目で評価する(元の尺度では調理・家事・洗濯を男性で除外)
  • 老研式活動能力指標(13項目)は手段的自立5+知的能動性4+社会的役割4の3層構造。IADL評価としてLawtonと並んで頻出
  • BADLの代表=Barthel index・FIM。「複雑さ」でIADLとBADLを切り分けるのがコツ
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