PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第44回 理学療法士国家試験 午後 第66問

保健医療福祉第44回午後

第44回 理学療法士国家試験 午後 第66問(保健医療福祉)の正答は 2 です。介護保険では40〜64歳の第2号被保険者は、加齢に起因する16の特定疾病が原因で要介護状態になった場合にのみ給付を受けられます。

問題
介護保険法における特定疾病はどれか。
  1. 1. 筋強直性ジストロフィー
  2. 2. 脊髄小脳変性症
  3. 3. Huntington病
  4. 4. 多発性硬化症
  5. 5. 脳性麻痺

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 脊髄小脳変性症

介護保険では40〜64歳の第2号被保険者は、加齢に起因する16の特定疾病が原因で要介護状態になった場合にのみ給付を受けられます。脊髄小脳変性症はこの16特定疾病に含まれます。他の4疾患は含まれません。


【各選択肢の解説】

1. 筋強直性ジストロフィー
❌ 誤り。特定疾病に含まれるのは筋萎縮性側索硬化症(ALS)であり、筋ジストロフィーは含まれません。
2. 脊髄小脳変性症
✅ 正しい。多系統萎縮症とともに16特定疾病に明記されています。
3. Huntington病
❌ 誤り。遺伝性の変性疾患ですが特定疾病には含まれていません。
4. 多発性硬化症
❌ 誤り。若年発症が多い自己免疫性疾患で、加齢に起因する疾患とはされず含まれません。
5. 脳性麻痺
❌ 誤り。周産期に生じる非進行性の障害であり、加齢とは無関係のため含まれません。

【試験対策ポイント】

16特定疾病は分野ごとにまとめると覚えやすくなります。

分野特定疾病
神経ALS・パーキンソン病関連疾患・脊髄小脳変性症・多系統萎縮症・初老期における認知症
脳血管脳血管疾患
骨関節関節リウマチ・後縦靱帯骨化症・骨折を伴う骨粗鬆症・脊柱管狭窄症・両側の膝または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
内科・その他がん(末期)・糖尿病性神経障害/腎症/網膜症・閉塞性動脈硬化症・慢性閉塞性肺疾患・早老症

紛らわしい「含まれないもの」=多発性硬化症・筋ジストロフィー・Huntington病・脳性麻痺・脊髄損傷・重症筋無力症もセットで覚えておきましょう。

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