PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第45回 理学療法士国家試験 午前 第82問

リハビリテーション医学第45回午前

第45回 理学療法士国家試験 午前 第82問(リハビリテーション医学)の正答は 1・3 です。ICF(国際生活機能分類)の「活動」は、課題や行為の個人による遂行を指し、ADL・IADL・移動・コミュニケーションなどが含まれます。

問題
国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれか。2つ選べ。
  1. 1. 更衣
  2. 2. 嚥下
  3. 3. 入浴
  4. 4. 呼吸機能
  5. 5. 関節可動域

正答:1・3番

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解説
■ 正答:1・3番 — 「更衣」「入浴」

ICF(国際生活機能分類)の「活動」は、課題や行為の個人による遂行を指し、ADL・IADL・移動・コミュニケーションなどが含まれます。更衣と入浴はいずれもADLであり「活動」に分類されます。


【各選択肢の解説】

1. 更衣
✅ 正しい。セルフケア(ADL)に含まれる行為で、「活動」に分類されます。
2. 嚥下
❌ 誤り。嚥下は摂食嚥下という身体の生理的機能であり、「心身機能」に分類されます(「食べること」は活動)。
3. 入浴
✅ 正しい。セルフケア(ADL)で、「活動」に分類されます。
4. 呼吸機能
❌ 誤り。呼吸器系の生理的機能であり「心身機能」です。
5. 関節可動域
❌ 誤り。関節の可動性という身体機能であり「心身機能」です。

【試験対策ポイント】

ICFは6要素(健康状態・心身機能/身体構造・活動・参加・環境因子・個人因子)が相互に影響し合うモデルです。

構成要素具体例
心身機能・身体構造関節可動域、筋力、記憶、嚥下機能、呼吸機能、四肢の欠損
活動歩行、更衣、入浴、食事、調理、書字
参加就労、家事の役割、地域活動、趣味の会への参加
環境因子家族の支援、手すり、車椅子、制度、社会の態度
個人因子年齢、性別、価値観、生活歴

判別のコツは、からだの働き=心身機能/その人がする行為=活動/社会での役割=参加。同じ「歩く」でも、関節可動域や筋力は心身機能、歩行動作は活動、通勤や地域行事への外出は参加になります。「活動」にはできる活動(能力)している活動(実行状況)の区別がある点も頻出です。

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