PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第45回 理学療法士国家試験 午前 第81問

臨床心理学第45回午前

第45回 理学療法士国家試験 午前 第81問(臨床心理学)の正答は 4 です。模擬場面でのロールプレイ・リハーサルは、行動療法・認知行動療法の代表的技法です。

問題
模擬場面でのリハーサルを技法として用いるのはどれか。
  1. 1. 森田療法
  2. 2. 交流分析
  3. 3. 内観療法
  4. 4. 認知行動療法
  5. 5. 支持的精神療法

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 「認知行動療法」

模擬場面でのロールプレイ・リハーサルは、行動療法・認知行動療法の代表的技法です。実際の生活場面に近い状況を治療室内で再現し、練習してフィードバックを受け、般化させていきます。SST(社会生活技能訓練)もこの流れに位置づけられます。


【各選択肢の解説】

1. 森田療法
❌ 誤り。森田正馬が創始した神経症(不安症)の治療法で、絶対臥褥から段階的に作業を課し、「あるがまま」に症状を受け入れる態度を育てます。リハーサルは用いません。
2. 交流分析
❌ 誤り。Berneが創始し、自我状態(親P・成人A・子どもC)やエゴグラムを用いて対人交流のパターンを分析します。
3. 内観療法
❌ 誤り。吉本伊信による日本発祥の技法で、「してもらったこと・して返したこと・迷惑をかけたこと」を身近な人ごとに想起し続けます。
4. 認知行動療法
✅ 正しい。ロールプレイ・行動リハーサル・エクスポージャー・ホームワークなど、具体的な行動的技法を用います。
5. 支持的精神療法
❌ 誤り。傾聴・受容・保証・助言によって患者の適応力を支える方法で、特定の訓練技法は用いません。

【試験対策ポイント】

精神療法は創始者・キーワード・対象をセットで覚えます。森田療法=森田正馬・あるがまま・絶対臥褥・神経症、内観療法=吉本伊信・3つの問い、交流分析=Berne・エゴグラム、来談者中心療法=Rogers・受容/共感的理解/自己一致、精神分析=Freud・自由連想法、行動療法/認知行動療法=リハーサル・系統的脱感作・エクスポージャー・トークンエコノミー、自律訓練法=Schultz・重感/温感。「リハーサル」「ロールプレイ」「宿題」が出たら行動療法系と即断できるようにしておきましょう。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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