第46回 理学療法士国家試験 午前 第52問
解剖学第46回午前
第46回 理学療法士国家試験 午前 第52問(解剖学)の正答は 5 です。前脛骨筋は脛骨外側面・下腿骨間膜から起こり、内側楔状骨と第1中足骨底に停止します。
問題
筋と付着部との組合せで正しいのはどれか。
- 1. 腸腰筋 ―― 大転子
- 2. 長内転筋 ―― 坐骨結節
- 3. 半腱様筋 ―― 腓骨頭
- 4. 長腓骨筋 ―― 舟状骨
- 5. 前脛骨筋 ―― 内側楔状骨 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 36%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月2日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 前脛骨筋 ―― 内側楔状骨
前脛骨筋は脛骨外側面・下腿骨間膜から起こり、内側楔状骨と第1中足骨底に停止します。停止が足部内側にあることが、足関節背屈+内がえしという機能と直結しています。
【各選択肢の解説】
1. 腸腰筋 ―― 大転子
❌ 誤り。腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)の停止は小転子です。大転子に停止するのは中殿筋・小殿筋・梨状筋などの外転・外旋筋群です。
❌ 誤り。腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)の停止は小転子です。大転子に停止するのは中殿筋・小殿筋・梨状筋などの外転・外旋筋群です。
2. 長内転筋 ―― 坐骨結節
❌ 誤り。長内転筋は恥骨結節の下方から起こり、大腿骨粗線内側唇に停止します。坐骨結節から起こるのはハムストリングスと大内転筋の一部です。
❌ 誤り。長内転筋は恥骨結節の下方から起こり、大腿骨粗線内側唇に停止します。坐骨結節から起こるのはハムストリングスと大内転筋の一部です。
3. 半腱様筋 ―― 腓骨頭
❌ 誤り。半腱様筋は坐骨結節から起こり、脛骨粗面内側(鵞足)に停止します。腓骨頭に停止するのは大腿二頭筋です。
❌ 誤り。半腱様筋は坐骨結節から起こり、脛骨粗面内側(鵞足)に停止します。腓骨頭に停止するのは大腿二頭筋です。
4. 長腓骨筋 ―― 舟状骨
❌ 誤り。長腓骨筋は足底を斜めに横切って内側楔状骨と第1中足骨底に停止します。舟状骨に停止するのは後脛骨筋です。
❌ 誤り。長腓骨筋は足底を斜めに横切って内側楔状骨と第1中足骨底に停止します。舟状骨に停止するのは後脛骨筋です。
5. 前脛骨筋 ―― 内側楔状骨
✅ 正しい。内側楔状骨と第1中足骨底に停止します。深腓骨神経(L4〜L5)支配で、麻痺すると下垂足となり鶏歩を呈します。
✅ 正しい。内側楔状骨と第1中足骨底に停止します。深腓骨神経(L4〜L5)支配で、麻痺すると下垂足となり鶏歩を呈します。
【試験対策ポイント】
足部内側の内側楔状骨・第1中足骨底には、前脛骨筋(足背側から)と長腓骨筋(足底側から)が挟み込むように停止し、アーチを支える「あぶみ(スターラップ)」を形成します。この2筋がセットで同じ場所に付くという事実は、そのまま4番・5番の判別に使えます。
鵞足を構成する3筋は 縫工筋・薄筋・半腱様筋。腓骨頭に付くのは大腿二頭筋だけ、と対比して覚えると、ハムストリングス系の引っかけに強くなります。
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