PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第46回 理学療法士国家試験 午後 第36問

人間発達学第46回午後

第46回 理学療法士国家試験 午後 第36問(人間発達学)の正答は 2 です。遠城寺式乳幼児分析的発達検査の「言語理解」領域で、相手の表情から感情を読み取れるようになるのは生後7〜8か月ごろです。

問題
遠城寺式乳幼児分析的発達検査の項目で獲得される時期が最も後になるのはどれか。
  1. 1. 人の顔をじいっと見つめる。
  2. 2. 親しみと怒った顔が分かる。
  3. 3. 顔に布をかけられて不快を示す。
  4. 4. 母の声と他の人の声を聞き分ける。
  5. 5. 泣かずに声を出す(アー、ウーなど)。

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 親しみと怒った顔が分かる。

遠城寺式乳幼児分析的発達検査の「言語理解」領域で、相手の表情から感情を読み取れるようになるのは生後7〜8か月ごろです。他の4つはいずれも生後0〜5か月に獲得される項目なので、これが最も遅く獲得されます。


【各選択肢の解説】

1. 人の顔をじいっと見つめる。
❌ 最も後ではない。対人関係領域で生後0〜1か月の項目です。5つの中で最も早期に獲得されます。
2. 親しみと怒った顔が分かる。
✅ 最も後になる。言語理解領域で生後7〜8か月の項目です。表情から感情を読み取るには対人関係の発達が必要で、選択肢中で最も遅く獲得されます。
3. 顔に布をかけられて不快を示す。
❌ 最も後ではない。対人関係領域で生後3〜4か月の項目です。
4. 母の声と他の人の声を聞き分ける。
❌ 最も後ではない。言語理解領域で生後4〜5か月の項目です。
5. 泣かずに声を出す(アー、ウーなど)。
❌ 最も後ではない。発語(クーイング)で生後1〜2か月の項目です。

【試験対策ポイント】

遠城寺式は運動(移動運動・手の運動)/社会性(基本的習慣・対人関係)/言語(発語・言語理解)の3分野6領域で、0か月〜4歳8か月までを評価します。粗大運動の目安は、定頸3〜4か月/寝返り5〜6か月/座位7〜8か月/はいはい9〜10か月/つかまり立ち10〜11か月/独歩12〜15か月。言語ではクーイング2か月→喃語6か月→初語1歳→二語文2歳。「順序を問う問題」は分野を横断して並べ替えさせるので、月齢の代表値を分野ごとに一本の年表にして覚えるのが有効です。

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