PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第46回 理学療法士国家試験 午後 第80問

臨床心理学第46回午後

第46回 理学療法士国家試験 午後 第80問(臨床心理学)の正答は 2・3 です。人格(パーソナリティ)検査の代表は投影法と質問紙法です。

問題
人格検査はどれか。 2つ選べ。
  1. 1. WISC-Ⅲ
  2. 2. 文章完成テスト
  3. 3. ロールシャッハテスト
  4. 4. 内田・クレペリンテスト
  5. 5. WCST(Wisconsin Card Sorting Test)

正答:2・3番

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解説
■ 正答:2・3番 — 文章完成テスト/ロールシャッハテスト

人格(パーソナリティ)検査の代表は投影法質問紙法です。文章完成テスト(SCT)は書きかけの文を自由に完成させる投影法、ロールシャッハテストはインクのしみへの反応から人格を把握する投影法で、いずれも人格検査に該当します。


【各選択肢の解説】

1. WISC-Ⅲ
❌ 誤り。5〜16歳を対象とした知能検査です。言語性IQ・動作性IQと群指数からプロフィールをみるもので、人格検査ではありません。
2. 文章完成テスト
✅ 正しい。「私の父は……」などの刺激文を完成させる投影法の人格検査です。SCTと略され、家族・自己像などの領域別に解釈します。
3. ロールシャッハテスト
✅ 正しい。左右対称のインクブロット10枚に対する反応を分析する代表的な投影法の人格検査です。
4. 内田・クレペリンテスト
❌ 誤り。一桁の連続加算作業の作業曲線から作業能率・疲労・意欲の傾向をみる作業検査で、本問で問われている狭義の人格検査(投影法・質問紙法)とは区別して扱われます。
5. WCST(Wisconsin Card Sorting Test)
❌ 誤り。カテゴリー分類の切り替えを課す遂行機能検査で、前頭葉機能(保続・セットの転換)の評価に用います。

【試験対策ポイント】

心理検査は「何を測るか」で3群に整理します。知能・発達=WAIS/WISC/田中ビネー/新版K式人格=ロールシャッハ・TAT・P-Fスタディ・SCT(投影法)、YG・MMPI・EPPS(質問紙法)高次脳機能=WCST・TMT・BADS・かなひろい。内田・クレペリン検査は作業検査法として第3のグループに置かれ、国試では「人格検査を2つ選べ」の形で投影法が正答になるパターンが定番です。

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