第47回 理学療法士国家試験 午前 第55問
解剖学第47回午前
第47回 理学療法士国家試験 午前 第55問(解剖学)の正答は 2 です。赤核は中脳被蓋にある錐体外路系の中継核で、対側の小脳歯状核から上小脳脚を介して線維を受け、赤核脊髄路として下行します。
問題
中脳にあるのはどれか。
- 1. 疑核
- 2. 赤核 ✓
- 3. 孤束核
- 4. 歯状核
- 5. オリーブ核
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 65.2%参考値
23人の初回解答から算出(2026年10月2日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 赤核
赤核は中脳被蓋にある錐体外路系の中継核で、対側の小脳歯状核から上小脳脚を介して線維を受け、赤核脊髄路として下行します。中脳にある主な構造は上丘・下丘・黒質・赤核・動眼神経核・滑車神経核です。
【各選択肢の解説】
1. 疑核
❌ 延髄にある。舌咽神経・迷走神経の運動核で咽頭・喉頭の筋を支配し、障害されると球麻痺(嚥下障害・嗄声)を生じる。
❌ 延髄にある。舌咽神経・迷走神経の運動核で咽頭・喉頭の筋を支配し、障害されると球麻痺(嚥下障害・嗄声)を生じる。
2. 赤核
✅ 中脳にある。中脳被蓋の大型の核で、除脳硬直と除皮質硬直を分ける境界としても重要。
✅ 中脳にある。中脳被蓋の大型の核で、除脳硬直と除皮質硬直を分ける境界としても重要。
3. 孤束核
❌ 延髄にある。味覚(顔面・舌咽・迷走神経)と内臓求心性線維が終止する核。
❌ 延髄にある。味覚(顔面・舌咽・迷走神経)と内臓求心性線維が終止する核。
4. 歯状核
❌ 小脳にある。小脳核のうち最大で、上小脳脚を通って対側の赤核・視床へ投射する。
❌ 小脳にある。小脳核のうち最大で、上小脳脚を通って対側の赤核・視床へ投射する。
5. オリーブ核
❌ 延髄にある。下オリーブ核は登上線維として対側小脳皮質へ投射する。
❌ 延髄にある。下オリーブ核は登上線維として対側小脳皮質へ投射する。
【試験対策ポイント】
脳幹の核は「どの高さにあるか」を表で押さえる。
| 部位 | 主な核・構造 |
|---|---|
| 中脳 | 上丘・下丘・黒質・赤核・動眼神経核・滑車神経核 |
| 橋 | 三叉神経運動核/主知覚核・外転神経核・顔面神経核・上唾液核・青斑核 |
| 延髄 | 疑核・孤束核・迷走神経背側核・舌下神経核・下オリーブ核・薄束核/楔状束核 |
歯状核だけは脳幹ではなく小脳の核である点が引っかけ。関連づけて、黒質の変性=Parkinson病、赤核より上位の障害=除皮質硬直(上肢屈曲・下肢伸展)、赤核より下位(中脳〜橋)の障害=除脳硬直(四肢すべて伸展)という対比も同時に覚えると得点源になる。
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