PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第47回 理学療法士国家試験 午後 第20問

保健医療福祉第47回午後

第47回 理学療法士国家試験 午後 第20問(保健医療福祉)の正答は 2 です。図では市町村から左へ分かれたAが「コンピュータによる一次判定」へつながっている。

問題
要介護認定の手続きを図に示す。図のA〜Cに入る語句の組合せで正しいのはどれか。
第47回午後第20問 図
  1. 1. A:訪問面接評価、B:介護認定審査会、C:主治医の意見書
  2. 2. A:訪問面接評価、B:主治医の意見書、C:介護認定審査会
  3. 3. A:主治医の意見書、B:訪問面接評価、C:介護認定審査会
  4. 4. A:主治医の意見書、B:介護認定審査会、C:訪問面接評価
  5. 5. A:介護認定審査会、B:主治医の意見書、C:訪問面接評価

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — A:訪問面接評価、B:主治医の意見書、C:介護認定審査会

図では市町村から左へ分かれたAが「コンピュータによる一次判定」へつながっている。一次判定は認定調査員による訪問面接評価(認定調査)の結果をコンピュータ処理して行うので、A=訪問面接評価。右へ分かれたBは一次判定を経ずに直接Cへ入るので、B=主治医の意見書。一次判定結果と主治医意見書を突き合わせて二次判定を行い、要介護認定・保険証交付へ進むC=介護認定審査会である。


【各選択肢の解説】

1. A:訪問面接評価、B:介護認定審査会、C:主治医の意見書
❌ 誤り。Aは正しいが、要介護認定の直前にあるCが主治医の意見書では流れが成立しない。判定を下すのは審査会である。
2. A:訪問面接評価、B:主治医の意見書、C:介護認定審査会
✅ 正しい。申請→市町村→①認定調査(訪問面接評価)による一次判定、②主治医の意見書、の両者を介護認定審査会が審査して二次判定を行い、要介護認定・保険証交付に至るという実際の手続きと一致する。
3. A:主治医の意見書、B:訪問面接評価、C:介護認定審査会
❌ 誤り。コンピュータによる一次判定に入力されるのは認定調査(訪問面接評価)の基本調査項目であり、主治医の意見書はコンピュータ処理されない。AとBが逆である。
4. A:主治医の意見書、B:介護認定審査会、C:訪問面接評価
❌ 誤り。訪問面接評価が最終段階に置かれることはなく、介護認定審査会が中間に入ることもない。
5. A:介護認定審査会、B:主治医の意見書、C:訪問面接評価
❌ 誤り。介護認定審査会が一次判定の前に来ることはない。図のAはコンピュータ一次判定へ入力される調査である。

【試験対策ポイント】

介護保険の流れは「申請(市町村)→ 認定調査+主治医意見書 → 一次判定(コンピュータ)→ 二次判定(介護認定審査会)→ 認定通知」の一本道で覚える。

数字と主体も押さえる。保険者=市町村(特別区を含む)、申請から認定通知まで原則30日以内、有効期間は新規で原則6か月(更新は原則12か月)。区分は要支援1・2と要介護1〜5の計7区分。介護認定審査会は保健・医療・福祉の学識経験者で構成される市町村の付属機関で、理学療法士も委員になりうる。第2号被保険者(40〜64歳)は特定疾病が原因の要介護状態でなければ給付を受けられない点も頻出。

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