第48回 理学療法士国家試験 午前 第39問
人間発達学第48回午前
第48回 理学療法士国家試験 午前 第39問(人間発達学)の正答は 1 です。遠城寺式乳幼児分析的発達検査では、「2語文(ワンワン キタ など)を話す」は1歳9か月〜2歳0か月の言語(発語)項目に位置づけられており、2歳0か月までに獲得されます。
問題
遠城寺式乳幼児分析的発達検査で2歳0か月までに獲得されるのはどれか。
- 1. 2語文を話す。 ✓
- 2. 色の区別ができる。
- 3. 左右の区別ができる。
- 4. 自分の姓名を言うことができる。
- 5. シャツのボタンをかけることができる。
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — 2語文を話す。
遠城寺式乳幼児分析的発達検査では、「2語文(ワンワン キタ など)を話す」は1歳9か月〜2歳0か月の言語(発語)項目に位置づけられており、2歳0か月までに獲得されます。他の選択肢はいずれも3歳以降の課題です。
【各選択肢の解説】
1. 2語文を話す。
✅ 正しい。1歳前後で初語、1歳6か月頃に有意語が数語、2歳前後で2語文という言語発達の流れは頻出です。
✅ 正しい。1歳前後で初語、1歳6か月頃に有意語が数語、2歳前後で2語文という言語発達の流れは頻出です。
2. 色の区別ができる。
❌ 誤り。赤・青・黄・緑などの色の区別は3歳前後の課題です。2歳0か月では獲得されていません。
❌ 誤り。赤・青・黄・緑などの色の区別は3歳前後の課題です。2歳0か月では獲得されていません。
3. 左右の区別ができる。
❌ 誤り。自分の左右がわかるのは4歳半〜5歳頃です。相手から見た左右の理解はさらに遅れます。
❌ 誤り。自分の左右がわかるのは4歳半〜5歳頃です。相手から見た左右の理解はさらに遅れます。
4. 自分の姓名を言うことができる。
❌ 誤り。姓名を言えるようになるのは2歳9か月〜3歳頃です。2歳前半では名前を呼ばれて反応する段階にとどまります。
❌ 誤り。姓名を言えるようになるのは2歳9か月〜3歳頃です。2歳前半では名前を呼ばれて反応する段階にとどまります。
5. シャツのボタンをかけることができる。
❌ 誤り。ボタンかけは巧緻性が必要で3歳半〜4歳頃の課題です。2歳では脱衣が一部できる程度です。
❌ 誤り。ボタンかけは巧緻性が必要で3歳半〜4歳頃の課題です。2歳では脱衣が一部できる程度です。
【試験対策ポイント】
乳幼児の発達マイルストーンは月齢の代表値を押さえるのが効率的です。
| 時期 | 運動 | 言語・social |
|---|---|---|
| 3〜4か月 | 定頸 | あやすと笑う・声を出して笑う |
| 6〜7か月 | 寝返り・座位(支えあり) | 喃語 |
| 9〜10か月 | つかまり立ち・はいはい | 人見知り・指さし |
| 12か月 | ひとり立ち・伝い歩き | 初語(有意語1語) |
| 15〜18か月 | ひとり歩き・積み木2〜3個 | 有意語数語・スプーン使用 |
| 2歳 | 走る・階段昇降(一段ずつ) | 2語文・排尿を知らせる |
| 3歳 | 片脚立ち数秒・三輪車 | 姓名を言う・色の区別・簡単な会話 |
| 4〜5歳 | 片脚跳び・スキップ | 左右の区別・ボタンかけ |
遠城寺式は移動運動・手の運動・基本的習慣・対人関係・発語・言語理解の6領域を0か月〜4歳8か月まで評価する検査です。デンバー式発達スクリーニング検査(DDST)との違い(領域の分け方)も確認しておきましょう。
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