第48回 理学療法士国家試験 午前 第68問
生理学第48回午前
第48回 理学療法士国家試験 午前 第68問(生理学)の正答は 1 です。基礎代謝率は、生命維持に必要な最小限のエネルギー代謝量(早朝空腹時・安静仰臥位・快適室温での測定)です。
問題
基礎代謝率について正しいのはどれか。
- 1. 発熱時には増大する。 ✓
- 2. 食物摂取後減少する。
- 3. 男性よりも女性で高い。
- 4. 加齢とともに増大する。
- 5. 不安感があると減少する。
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 80%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月2日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 発熱時には増大する。
基礎代謝率は、生命維持に必要な最小限のエネルギー代謝量(早朝空腹時・安静仰臥位・快適室温での測定)です。体温が1℃上昇すると代謝率は約13%増加するため、発熱時には基礎代謝率が増大します。
【各選択肢の解説】
1. 発熱時には増大する。
✅ 正しい。体温1℃の上昇で代謝率は約13%増加します。甲状腺機能亢進症でも基礎代謝率は上昇します。
✅ 正しい。体温1℃の上昇で代謝率は約13%増加します。甲状腺機能亢進症でも基礎代謝率は上昇します。
2. 食物摂取後減少する。
❌ 誤り。食後は食事誘発性熱産生(特異動的作用)により代謝が増加します。そのため基礎代謝の測定は12〜15時間の絶食後(早朝空腹時)に行います。
❌ 誤り。食後は食事誘発性熱産生(特異動的作用)により代謝が増加します。そのため基礎代謝の測定は12〜15時間の絶食後(早朝空腹時)に行います。
3. 男性よりも女性で高い。
❌ 誤り。女性は体脂肪率が高く、代謝の主体である除脂肪組織(筋肉)の割合が少ないため、単位体表面積あたりの基礎代謝率は男性より低くなります。
❌ 誤り。女性は体脂肪率が高く、代謝の主体である除脂肪組織(筋肉)の割合が少ないため、単位体表面積あたりの基礎代謝率は男性より低くなります。
4. 加齢とともに増大する。
❌ 誤り。単位体重あたりの基礎代謝基準値は1〜2歳をピークに以後低下し続けます。高齢者では筋量減少に伴いさらに低下します。
❌ 誤り。単位体重あたりの基礎代謝基準値は1〜2歳をピークに以後低下し続けます。高齢者では筋量減少に伴いさらに低下します。
5. 不安感があると減少する。
❌ 誤り。不安・緊張では交感神経活動が高まり、代謝率は増加します。
❌ 誤り。不安・緊張では交感神経活動が高まり、代謝率は増加します。
【試験対策ポイント】
・基礎代謝率を上げる因子:発熱・甲状腺機能亢進・寒冷曝露・交感神経緊張(不安・興奮)・成長期・妊娠・筋量増加。下げる因子:加齢・甲状腺機能低下・飢餓(低栄養)・睡眠・女性(男性比)。
・季節変動は冬に高く夏に低い(寒冷での熱産生増加)。この向きも問われる。
・基礎代謝と混同しやすい安静時代謝(RMR)は座位・食後数時間でも可の条件で測るためやや高値。METsは安静座位の代謝を1とした運動強度の単位で、心臓リハの運動処方(3〜6 METsなど)で使う実務知識。
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