第48回 理学療法士国家試験 午後 第66問
生理学第48回午後
第48回 理学療法士国家試験 午後 第66問(生理学)の正答は 3 です。成人の末梢血白血球分画は好中球が約40〜70%を占めて最多で、以下リンパ球20〜40%、単球3〜8%、好酸球2〜4%、好塩基球0〜1%と続きます。
問題
血液について正しいのはどれか。
- 1. 血小板は脾臓で作られる。
- 2. 赤血球はpH調節に関与する。
- 3. 白血球で最も多いのは好中球である。 ✓
- 4. エリスロポエチンは赤血球の破壊を促す。
- 5. 血漿成分にフィブリノゲンは含まれない。
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 白血球で最も多いのは好中球である。
成人の末梢血白血球分画は好中球が約40〜70%を占めて最多で、以下リンパ球20〜40%、単球3〜8%、好酸球2〜4%、好塩基球0〜1%と続きます。
【各選択肢の解説】
1. 血小板は脾臓で作られる。
❌ 誤り。血小板は骨髄の巨核球の細胞質がちぎれてできます。脾臓は血小板の貯蔵と老朽化した血球の破壊を担う臓器で、脾機能亢進では血小板減少をきたします。
❌ 誤り。血小板は骨髄の巨核球の細胞質がちぎれてできます。脾臓は血小板の貯蔵と老朽化した血球の破壊を担う臓器で、脾機能亢進では血小板減少をきたします。
2. 赤血球はpH調節に関与する。
❌ 誤り。ヘモグロビンや赤血球内の炭酸脱水酵素は血液の緩衝作用に関与しますが、体液の酸塩基平衡を「調節」しているのは肺(CO₂排出)と腎(HCO₃⁻再吸収・H⁺排泄)です。赤血球は調節器官ではないため、本問では誤りとして扱われます。
❌ 誤り。ヘモグロビンや赤血球内の炭酸脱水酵素は血液の緩衝作用に関与しますが、体液の酸塩基平衡を「調節」しているのは肺(CO₂排出)と腎(HCO₃⁻再吸収・H⁺排泄)です。赤血球は調節器官ではないため、本問では誤りとして扱われます。
3. 白血球で最も多いのは好中球である。
✅ 正しい。好中球が白血球の約半数以上を占めます。細菌感染では好中球が増加し、核の左方移動がみられます。
✅ 正しい。好中球が白血球の約半数以上を占めます。細菌感染では好中球が増加し、核の左方移動がみられます。
4. エリスロポエチンは赤血球の破壊を促す。
❌ 誤り。エリスロポエチンは主に腎臓(尿細管間質細胞)で産生され、骨髄での赤血球産生を促進するホルモンです。腎不全で産生が低下すると腎性貧血になります。
❌ 誤り。エリスロポエチンは主に腎臓(尿細管間質細胞)で産生され、骨髄での赤血球産生を促進するホルモンです。腎不全で産生が低下すると腎性貧血になります。
5. 血漿成分にフィブリノゲンは含まれない。
❌ 誤り。フィブリノゲンは血漿蛋白の一つ(凝固第Ⅰ因子)で、血漿には含まれます。フィブリノゲンを除いた上清が血清です。
❌ 誤り。フィブリノゲンは血漿蛋白の一つ(凝固第Ⅰ因子)で、血漿には含まれます。フィブリノゲンを除いた上清が血清です。
【試験対策ポイント】
血液の基本数値を押さえます。赤血球は男性約500万/μL・女性約450万/μL、白血球4,000〜9,000/μL、血小板15〜35万/μL、ヘマトクリット男性40〜50%・女性35〜45%。赤血球の寿命は約120日、血小板は約10日、好中球は数日です。「血漿=血清+フィブリノゲン(凝固因子)」は毎年狙われるので必ず区別を。造血部位は成人では体幹の扁平骨(胸骨・腸骨・椎体)の赤色骨髄で、四肢長管骨の骨髄は脂肪化(黄色骨髄)します。エリスロポエチン=腎臓・赤血球産生促進、トロンボポエチン=肝臓・血小板産生促進という対応も併せて確認しましょう。
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「生理学」該当の章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く無料 / 12科目・全84章。運動学・解剖学・生理学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
スポンサーリンク(広告)