第49回 理学療法士国家試験 午後 第84問
保健医療福祉第49回午後
第49回 理学療法士国家試験 午後 第84問(保健医療福祉)の正答は 2 です。予防医学は3段階に分かれます。
問題
一次予防はどれか。
- 1. 再発予防
- 2. 健康増進 ✓
- 3. 早期発見
- 4. 重症化予防
- 5. リハビリテーション
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — 健康増進
予防医学は3段階に分かれます。一次予防は疾病の発生そのものを防ぐ段階で、健康増進(栄養・運動・休養)と特異的予防(予防接種・環境衛生)が含まれます。健康増進はまさに一次予防の中心です。
【各選択肢の解説】
1. 再発予防
❌ 誤り。すでに発症した疾患の再発を防ぐのは三次予防(機能回復・社会復帰・再発防止)に位置づけられます。
❌ 誤り。すでに発症した疾患の再発を防ぐのは三次予防(機能回復・社会復帰・再発防止)に位置づけられます。
2. 健康増進
✅ 正しい。健康な人がより健康になり発症を防ぐ活動で、一次予防の代表です。生活習慣改善指導、運動習慣の獲得、健康日本21の取り組みなどが該当します。
✅ 正しい。健康な人がより健康になり発症を防ぐ活動で、一次予防の代表です。生活習慣改善指導、運動習慣の獲得、健康日本21の取り組みなどが該当します。
3. 早期発見
❌ 誤り。健康診断・がん検診・スクリーニングによる早期発見・早期治療は二次予防です。
❌ 誤り。健康診断・がん検診・スクリーニングによる早期発見・早期治療は二次予防です。
4. 重症化予防
❌ 誤り。発症した疾患が重症化しないよう治療・管理するのは二次予防(早期治療)から三次予防にかけての領域で、一次予防ではありません。
❌ 誤り。発症した疾患が重症化しないよう治療・管理するのは二次予防(早期治療)から三次予防にかけての領域で、一次予防ではありません。
5. リハビリテーション
❌ 誤り。機能回復訓練と社会復帰支援は三次予防の中心です。
❌ 誤り。機能回復訓練と社会復帰支援は三次予防の中心です。
【試験対策ポイント】
| 段階 | 目的 | 具体例 |
|---|---|---|
| 一次予防 | 発生の予防 | 健康増進・生活習慣改善・予防接種・環境整備・転倒予防教室 |
| 二次予防 | 早期発見・早期治療 | 健康診断・がん検診・人間ドック・重症化防止 |
| 三次予防 | 機能回復・再発防止 | リハビリテーション・社会復帰支援・再発予防 |
理学療法士の業務は三次予防が中心と思われがちですが、介護予防事業(転倒予防教室・地域体操指導)は一次予防にあたります。地域包括ケアの文脈で「PTが担う一次予防は何か」と問われる形でも出るので、リハ=三次予防と単純化しないこと。
なお国際的にはさらに「ゼロ次予防(社会環境の整備そのもの)」という概念もあります。
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