第52回 理学療法士国家試験 午後 第100問
臨床心理学第52回午後
第52回 理学療法士国家試験 午後 第100問(臨床心理学)の正答は 2 です。強迫性障害には、不安を引き起こす刺激に曝露しつつ強迫行為を行わせない曝露反応妨害法(ERP)が第一選択の心理療法である。
問題
疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 身体化障害 ─── 系統的脱感作法
- 2. 強迫性障害 ─── 曝露反応妨害法 ✓
- 3. PTSD〈外傷後ストレス障害〉─── フラッディング
- 4. 心気障害 ─── 持続エクスポージャー法
- 5. 解離性健忘 ─── バイオフィードバック法
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 94.7%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-09-15)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:2番 — 強迫性障害 ─── 曝露反応妨害法
強迫性障害には、不安を引き起こす刺激に曝露しつつ強迫行為を行わせない曝露反応妨害法(ERP)が第一選択の心理療法である。他の選択肢は、技法とその主な対象を入れ替えた組合せになっている。
【各選択肢の解説】
1. 身体化障害 ─── 系統的脱感作法
❌ 誤り。系統的脱感作法は不安階層表・筋弛緩・逆制止を用いる技法である。正しくは限局性恐怖症や社交不安症など恐怖・不安の対象がはっきりしている障害に用いる。
❌ 誤り。系統的脱感作法は不安階層表・筋弛緩・逆制止を用いる技法である。正しくは限局性恐怖症や社交不安症など恐怖・不安の対象がはっきりしている障害に用いる。
2. 強迫性障害 ─── 曝露反応妨害法
✅ 正しい。(=正答)汚染などの不安刺激に曝露(exposure)し、手洗いなどの強迫行為を妨害(response prevention)することで、強迫行為をしなくても不安が自然に減っていく体験を積ませる。
✅ 正しい。(=正答)汚染などの不安刺激に曝露(exposure)し、手洗いなどの強迫行為を妨害(response prevention)することで、強迫行為をしなくても不安が自然に減っていく体験を積ませる。
3. PTSD〈外傷後ストレス障害〉─── フラッディング
❌ 誤り。フラッディングは最も強い刺激にいきなり長時間曝露する技法で、恐怖症などで用いられる。正しくはPTSDの標準的な曝露療法は持続エクスポージャー療法(PE)である。
❌ 誤り。フラッディングは最も強い刺激にいきなり長時間曝露する技法で、恐怖症などで用いられる。正しくはPTSDの標準的な曝露療法は持続エクスポージャー療法(PE)である。
4. 心気障害 ─── 持続エクスポージャー法
❌ 誤り。持続エクスポージャー法はPTSDに対する技法である。正しくは心気障害(病気不安症)には認知の修正や保証を求める行動への対応が中心となる。
❌ 誤り。持続エクスポージャー法はPTSDに対する技法である。正しくは心気障害(病気不安症)には認知の修正や保証を求める行動への対応が中心となる。
5. 解離性健忘 ─── バイオフィードバック法
❌ 誤り。バイオフィードバック法は筋電図・皮膚温などの生理指標を本人にフィードバックして自己調整を促す技法である。正しくは緊張型頭痛・筋緊張・不安の低減などに用いる。解離性健忘の治療法ではない。
❌ 誤り。バイオフィードバック法は筋電図・皮膚温などの生理指標を本人にフィードバックして自己調整を促す技法である。正しくは緊張型頭痛・筋緊張・不安の低減などに用いる。解離性健忘の治療法ではない。
【試験対策ポイント】
- 系統的脱感作法 → 限局性恐怖症・社交不安症
- 曝露反応妨害法(ERP) → 強迫性障害
- 持続エクスポージャー療法(PE) → PTSD
- バイオフィードバック法 → 緊張型頭痛・筋緊張・不安
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