「脳卒中後の肩手症候群について正しいのはどれか」の過去問まとめ(理学療法士国家試験・3問)
理学療法士国家試験では「脳卒中後の肩手症候群について正しいのはどれか」という問い方が、第46回〜第53回のあいだに3回出題されています。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第53回 午後第87問5. 複合性局所疼痛症候群 type Ⅰに分類される。
- 第49回 午後第25問2. 麻痺が重度の場合に発症しやすい。
- 第46回 午後第27問3. 重度の片麻痺で多くみられる。
スポンサーリンク(広告)
第53回 午後第87問(神経内科学)
脳卒中後の肩手症候群について正しいのはどれか。
- 1. 運動麻痺重症例よりも軽症例に多い。
- 2. 女性の発症率は男性の約2倍である。
- 3. 脳卒中発症後6か月以降に生じる。
- 4. 発症頻度は40%程度である。
- 5. 複合性局所疼痛症候群 type Ⅰに分類される。 ✓
正答:5
脳卒中後の肩手症候群は、上肢の疼痛・腫脹・血管運動障害をきたす病態で、明らかな神経損傷を伴わない複合性局所疼痛症候群(CRPS)type Ⅰに分類されます。
第49回 午後第25問(神経内科学)
脳卒中後の肩手症候群について正しいのはどれか。
- 1. 患側の手に冷感がみられる。
- 2. 麻痺が重度の場合に発症しやすい。 ✓
- 3. 星状神経節ブロックは無効である。
- 4. 脳卒中発症後3週以内に生じやすい。
- 5. 自動的な関節可動域運動は症状を悪化させる。
正答:2
肩手症候群は脳卒中後に生じる複合性局所疼痛症候群(CRPS type I)で、麻痺側の肩の疼痛と、手のびまん性の腫脹・熱感・発汗・可動域制限を呈します。
第46回 午後第27問(神経内科学)
脳卒中後の肩手症候群について正しいのはどれか。
- 1. 体温上昇を伴う。
- 2. 脳卒中発症直後から生じる。
- 3. 重度の片麻痺で多くみられる。 ✓
- 4. 患側手背に限局した疼痛を認める。
- 5. 早期には上肢全体に高度な浮腫を認める。
正答:3
肩手症候群は複合性局所疼痛症候群(CRPS typeⅠ)の一型で、脳卒中患者の約10〜20%に生じます。
ほかの「よく出る問い方」
\ 読んだら解いて確かめる /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で演習
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
スポンサーリンク(広告)