「自律神経について正しいのはどれか」の過去問まとめ(理学療法士国家試験・3問)
理学療法士国家試験では「自律神経について正しいのはどれか」という問い方が、第47回〜第60回のあいだに3回出題されています(「自律神経で正しいのはどれか」という言い回しを含む)。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第60回 午前第63問5. 節前線維の末端からアセチルコリンが放出される。
- 第49回 午後第64問5. 副交感神経刺激は縮瞳を引き起こす。
- 第47回 午後第64問1. 興奮は不随意である。
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第60回 午前第63問(生理学)
自律神経で正しいのはどれか。
- 1. 節後線維は有髄線維である。
- 2. 随意的に内臓の機能を調節する。
- 3. 断続的に臓器へインパルスを発する。
- 4. 汗腺は交感神経と副交感神経の二重支配である。
- 5. 節前線維の末端からアセチルコリンが放出される。 ✓
正答:5
PTカコモン利用者の初回正答率 73.5%(34人)
自律神経の節前線維は交感・副交感とも、自律神経節でアセチルコリンを放出してニコチン受容体を介し節後ニューロンへ伝達します。
第49回 午後第64問(生理学)
自律神経について正しいのはどれか。
- 1. 交感神経刺激は膀胱を収縮させる。
- 2. 交感神経刺激は心筋の収縮力を低下させる。
- 3. 副交感神経刺激は消化管運動性を低下させる。
- 4. 副交感神経刺激は唾液分泌を抑制する。
- 5. 副交感神経刺激は縮瞳を引き起こす。 ✓
正答:5
副交感神経(動眼神経に含まれるEdinger-Westphal核由来の線維)は毛様体神経節を経て瞳孔括約筋を収縮させ、縮瞳を生じる。
第47回 午後第64問(生理学)
自律神経について正しいのはどれか。
- 1. 興奮は不随意である。 ✓
- 2. 精神的因子は関与しない。
- 3. 体性内臓反射の求心路である。
- 4. 副交感神経の節後線維は交感神経に比べて長い。
- 5. 交感神経節前線維の伝達物質はノルアドレナリンである。
正答:1
自律神経は内臓・血管・腺を支配し、その活動は意志とは無関係(不随意)に反射性に調節されます。
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