文の( )に合う助詞を、4つの中から選びます。書く形にも切り替えられます。
語の呼称が安定してきても、文になると崩れる方がいます。助詞は語彙の量では解決しません。とくに失文法では、内容語は出るのに助詞が落ちる・入れ替わるという形で表に出ます。ここは単語レベルの課題をいくら積んでも越えられないので、専用の課題が要ります。
| レベル | 扱う助詞 | なぜこの順か |
|---|---|---|
| 1 | が・を | 主語と目的語。文の骨格そのもの |
| 2 | +に・で | 場所・時間・道具。使う場面が多く、生活文で頻出 |
| 3 | +へ・と・から | 方向・相手・起点。「に」との使い分けが入る |
| 4 | +の・まで・より | 連体・範囲・比較。文の構造が一段複雑になる |
| 5 | 受身・使役・手段 | 助詞で主語と目的語が入れ替わる。文法の理解そのものを問う |
レベル5は「〜に〜される」「〜に〜させる」の形です。ここは助詞を1つ間違えると意味が逆になるので、正誤の意味が大きく変わります。読解の課題としても使えます。
助詞は、別の助詞を入れても文として成り立つことがよくあります。「学校に行く」「学校へ行く」はどちらも正しい日本語です。選択肢を機械に選ばせると、正解が2つある問題が量産されます。
そこでこのプリントでは、1問ずつ選択肢を人が決めてあります。並び順だけが毎回変わります。だから「作りなおす」を押しても、正解が二つになる問題は出ません。そのかわり問題の総数には上限があるので、同じ文が回ってくる周期はほかの教材より短めです。
選ぶ形は4択、書く形は( )が広くなり選択肢が消えます。書く形は難易度が跳ね上がります。選ぶ形が9割通るようになってから切り替えてください。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。