書き込んで使う用紙を、種類を選んで刷ります。毎日の記録帳・日課表・体調表・持ち物の確認・思い出す練習の用紙など10種類。どの種類も、いつ刷っても同じ紙です。
覚えておくのが難しくなったとき、生活を支えるのは「頭の中に残す」ことより「決まった紙に書いて、決まった時に見る」ことです。用紙は書く欄を決めておくことで、何を書けばよいか迷わずにすむようにしてあります。
| 種類 | 中身 |
|---|---|
| 1日の記録帳 | 日付と天気・予定(時刻と、すること)・やることの□・今日の出来事・連絡とメモ |
| 間をのばして思い出す記録表 | 覚えることを1つ書き、すぐ・30秒・1分・2分…次の日・1週間と間をのばして思い出せたかを記録 |
| 1日の日課表と伝言板 | 6時から21時まで1時間ごとの欄と、だれから・用件・いつまでの伝言板 |
| 体調のチェック表 | 1週間分。体温・血圧・眠り・食事・便通・痛み・気分・薬を○△×か数で |
| 持ち物と出かける前の確認 | 行き先と日時・持ち物と入れた場所・火の元や戸じまりの確認・帰ってきたときの確認 |
| 昨日のことを思い出す | 朝・昼・夜と会った人を書き、家族や記録帳と照らして○をつける |
| 先週のことを思い出す | 曜日ごとにしたことを書き、照らして○をつける |
| ニュースを書き留めて次の日に思い出す | いつ・どこで・だれが・どうしたを書き、折って隠して次の日に思い出す |
| 1週間の報告 | 体のこと・したこと・会った人・よかったこと・困ったこと・来週の予定。書いたものを見ながら話す |
| 文章を5つの段で覚える | ざっと見る・問いを作る・読む・言う・確かめるの5段の欄 |
日課表と持ち物の確認は、初めは薄い字で見本(起きる時刻・財布や鍵など)を入れて刷れます。本人の暮らしに合わせて書き直すための目安で、そのまま使うものではありません。「空欄だけ」にすると見本なしで刷れます。
まずは1種類だけを、毎日同じ時刻に書く練習から始めます。予定を書き込むカレンダーは予定表、手順を書き出して段取りを立てる用紙は段取りの用紙にあります。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。