よく知られた昔話と名作の文章を、そのまま声に出して読む紙です。本文は青空文庫の原文で、書き換えていません。長いお話は場面で区切り、「作る」を押すたびに次の場面が出ます。字の大きさ・ふりがな・1枚の分量を選べます。下に、読んだ時間を3回分書く表があります。
筋を知っているお話は、先が読めるぶん、読むことそのものに力を回せます。「桃太郎」「蜘蛛の糸」のように題名を聞いただけで場面が浮かぶ文章は、高齢の方にも話題になりやすく、読んだあとの会話にもつながります。
このプリントの本文は、すべて青空文庫に収められた原文です。言い回しを今の言葉に直したり、短く書き換えたりはしていません。長いお話は場面の切れ目で区切り、紙の上に「第何場面/全何場面」と出します。運動障害性構音障害の発話の総合練習、失語症の音読、高次脳機能障害の方の音読と内容の想起などに使えます。
| レベル | 1枚の長さ | 字の大きさ | 向いているお話 |
|---|---|---|---|
| 1 | 昔話の短い一場面・約150字 | 特大の字 | 桃太郎・浦島太郎・かちかち山・花咲かじじい・舌切りすずめ など日本の昔話 |
| 2 | 昔話・約250字 | 大きな字 | 日本の昔話+赤ずきんちゃん・ブレーメンの町楽隊・ヘンゼルとグレーテル・灰だらけ姫 |
| 3 | 昔話・童話・約360字 | やや大きな字 | 世界の昔話+蜘蛛の糸・ごん狐・手袋を買いに・注文の多い料理店・雪女 など |
| 4 | 名作・約480字 | ふつうの字 | 杜子春・鼻・走れメロス・坊っちゃん・夢十夜・耳無芳一の話 など |
| 5 | 名作の原文・約600字 | 小さめの字 | 吾輩は猫である・草枕・高瀬舟・山月記 など |
レベルは1枚の長さと字の大きさを決めます。作品はどのレベルでも選べます(昔話を少なめの量で、名作を大きな字で、など)。
題名を押すと、その作品の第1場面が出ます。続きは「次の場面へ」で。
本文は青空文庫で著作権の保護期間が満了した作品だけを使っています。翻訳の作品(グリム・ペロー・小泉八雲)は、訳者の保護期間も満了したものだけです。紙面の下に、作者・題名・底本を小さく出しています。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。