第15回 言語聴覚士国家試験 第110問
第15回 言語聴覚士国家試験 第110問(リハ医学)の正答は 2 です。視床出血5日目の対応で誤りを問う。
- 1.座位訓練を実施する。
- 2.胃瘻を増設する。 ✓
- 3.肩関節亜脱臼防止を行う。
- 4.失語症のスクリーニングテストを行う。
- 5.回復期リハビリテーション病棟への転棟・転院を検討する。
正答:2番
初回正答率 63.6%標準
99人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
視床出血5日目の対応で誤りを問う。意識清明で経過も早期のこの時点では、胃瘻造設の判断は時期尚早であり誤りである。まず嚥下評価を行う段階である。
【各選択肢の解説】
1.座位訓練を実施する。
✅ 正しい。適切(早期離床)。意識清明で全身状態が安定していれば早期から座位訓練を進める。
2.胃瘻を増設する。
❌ 誤り。早期で時期尚早(=正答)。正しくは、まず嚥下評価を行い、経口摂取が困難なら経鼻経管栄養などでつなぎ、胃瘻は嚥下障害が長期に続くと判断された段階で検討する。
3.肩関節亜脱臼防止を行う。
✅ 正しい。適切(弛緩性麻痺の上肢)。
4.失語症のスクリーニングテストを行う。
✅ 正しい。適切(言語障害あり)。左視床出血で言語障害があり、視床性失語の評価が必要である。
5.回復期リハビリテーション病棟への転棟・転院を検討する。
✅ 正しい。適切。急性期から回復期への移行を早期に検討する。
【試験対策ポイント】
急性期で意識清明なら、早期離床(座位)、合併症予防(肩関節亜脱臼)、言語障害の評価、回復期への流れの検討が適切。胃瘻造設は嚥下障害が遷延・確定した段階で検討するもので、発症5日の時点では早すぎる。経過の時期に応じた介入を選ぶ。
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