第15回 言語聴覚士国家試験 第110問
リハ医学第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第110問(リハ医学)の正答は 2 です。視床出血5日目の対応で誤りを問う。
問題
56歳の男性。高血圧性視床出血発症後5日目。意識清明。言語障害がある。右片麻痺があり、上肢は重度で動かず弛緩している。下肢については臥位で膝伸展位のまま挙上もできるが、足首はよく動かない。
この症例の現時点の対応で誤っているのはどれか。
- 1.座位訓練を実施する。
- 2.胃瘻を増設する。 ✓
- 3.肩関節亜脱臼防止を行う。
- 4.失語症のスクリーニングテストを行う。
- 5.回復期リハビリテーション病棟への転棟・転院を検討する。
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 62.7%標準
67人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 発症5日・意識清明の時点で胃瘻造設は不適切
視床出血5日目の対応で誤りを問う。意識清明で経過も早期のこの時点では、胃瘻造設の判断は時期尚早であり誤りである。まず嚥下評価を行う段階である。
【各選択肢の解説】
1.座位訓練を実施する ❌ 適切(早期離床)。
2.胃瘻を増設する ✅ 誤り。早期で時期尚早(=正答)。
3.肩関節亜脱臼防止を行う ❌ 適切(弛緩性麻痺の上肢)。
4.失語症のスクリーニングテストを行う ❌ 適切(言語障害あり)。
5.回復期リハ病棟への転棟・転院を検討する ❌ 適切。
【試験対策ポイント】
急性期で意識清明なら、早期離床(座位)、合併症予防(肩関節亜脱臼)、言語障害の評価、回復期への流れの検討が適切。胃瘻造設は嚥下障害が遷延・確定した段階で検討するもので、発症5日の時点では早すぎる。経過の時期に応じた介入を選ぶ。
📗 この範囲の次の一歩
この範囲(リハ医学)は、買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
▶ 「リハ医学」だけを無料アプリで演習する失語症・嚥下・聴覚・高次脳など22科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →
基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)