第15回 言語聴覚士国家試験 第37問
音声学第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第37問(音声学)の正答は 3 です。日本語(共通語)の「ゲ」の子音として現れない音を問う。
問題
日本語(共通語)の「ゲ」の子音として現れないのはどれか。
a.[ɡ]
b.[G]
c.[ɳ]
d.[ŋ]
e.[ɣ]
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 36.7%難問
90人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 「ゲ」の子音に[G]と[ɳ]は現れない
日本語(共通語)の「ゲ」の子音として現れない音を問う。「ゲ」は語頭で[ɡ](有声軟口蓋破裂音)、語中で[ŋ](鼻濁音)や[ɣ](弱化した摩擦音)が現れる。[G](口蓋垂破裂)と[ɳ](そり舌鼻音)は現れない。
【各選択肢の解説】
a.[ɡ] ❌ 語頭で現れる。
b.[G] ⭕ 口蓋垂破裂音で現れない。
c.[ɳ] ⭕ そり舌鼻音で現れない。
d.[ŋ] ❌ 鼻濁音として現れる。
e.[ɣ] ❌ 弱化して現れることがある。
→ 現れないのはb・cの組合せ3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
ガ行子音は環境で[ɡ](語頭)・[ŋ](語中の鼻濁音)・[ɣ](弱化)と変異する。これらはいずれも軟口蓋音。口蓋垂音[G]やそり舌音[ɳ]は日本語の音韻体系にない。調音点(軟口蓋)を軸に、現れうる異音を整理する。
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