第15回 言語聴覚士国家試験 第43問
聴覚心理学第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第43問(聴覚心理学)の正答は 5 です。音の大きさの単位を問う。
問題
正しいのはどれか。
- 1.4ソーンの音の大きさは2ソーンの音の4倍である。
- 2.1000Hz、100dBSPLの純音の大きさは1ソーンである。
- 3.6フォン相当の音の大きさのレベルの上昇によって大きさは約2倍になる。
- 4.4000Hz、10フォンの純音の大きさに相当する250Hzの純音の大きさのレベルは約30フォンである。
- 5.250Hz、60フォンの純音の大きさは1000Hz、60dBSPLの純音の大きさと等しい。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 29.8%難問
131人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — フォンの定義は1000Hz純音のdB SPLに等しい
音の大きさの単位を問う。フォン(ラウドネスレベル)は、その音と等しい大きさに聞こえる1000Hz純音の音圧レベル(dB SPL)で定義される。よって250Hz60フォンの大きさは1000Hz60dB SPLの大きさと等しい。
【各選択肢の解説】
1. 4ソーンの音の大きさは2ソーンの音の4倍である。
❌ 誤り。ソーンは比率尺度で4ソーンは2ソーンの2倍。正しくは4ソーンの音の大きさは2ソーンの音の2倍である。
❌ 誤り。ソーンは比率尺度で4ソーンは2ソーンの2倍。正しくは4ソーンの音の大きさは2ソーンの音の2倍である。
2. 1000Hz、100dBSPLの純音の大きさは1ソーンである。
❌ 誤り。正しくは1ソーンは1000Hz・40dB SPL(40フォン)の純音の大きさである。
❌ 誤り。正しくは1ソーンは1000Hz・40dB SPL(40フォン)の純音の大きさである。
3. 6フォン相当の音の大きさのレベルの上昇によって大きさは約2倍になる。
❌ 誤り。正しくは大きさのレベルが約10フォン上昇すると大きさは約2倍になる。
❌ 誤り。正しくは大きさのレベルが約10フォン上昇すると大きさは約2倍になる。
4. 4000Hz、10フォンの純音の大きさに相当する250Hzの純音の大きさのレベルは約30フォンである。
❌ 誤り。値が合わない。正しくはフォンは等しい大きさに聞こえる音を同じ値で表す尺度なので、4000Hz・10フォンの純音と同じ大きさの250Hzの純音の大きさのレベルは10フォンである。
❌ 誤り。値が合わない。正しくはフォンは等しい大きさに聞こえる音を同じ値で表す尺度なので、4000Hz・10フォンの純音と同じ大きさの250Hzの純音の大きさのレベルは10フォンである。
5. 250Hz、60フォンの純音の大きさは1000Hz、60dBSPLの純音の大きさと等しい。
✅ 正しい。フォンは等しい大きさに聞こえる1000Hz純音の音圧レベル(dB SPL)で定義されるので、250Hz・60フォンの純音は1000Hz・60dB SPLの純音と同じ大きさである(=正答)。
✅ 正しい。フォンは等しい大きさに聞こえる1000Hz純音の音圧レベル(dB SPL)で定義されるので、250Hz・60フォンの純音は1000Hz・60dB SPLの純音と同じ大きさである(=正答)。
【試験対策ポイント】
フォン=1000Hz純音のdB SPLを基準にした等ラウドネスレベル(感覚量の物理対応)。ソーン=大きさそのものの比率尺度で、10フォン上昇ごとに約2倍(2ソーン化)。フォンとソーン、dB SPLの関係を定義から押さえる。
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