第15回 言語聴覚士国家試験 第44問
言語学第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第44問(言語学)の正答は 1 です。同一形態素を含まない組合せを問う。
問題
同一形態素を含まない組み合わせはどれか。
- 1.部屋 ― 部室 ✓
- 2.眼鏡 ― 金物
- 3.腐る ― 臭い
- 4.落ちる ― 落とす
- 5.おずおず ― 怖気づく(おじけづく)
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 31.6%難問
158人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-10-21)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:1番 — 「部屋」と「部室」は同一形態素を含まない
同一形態素を含まない組合せを問う。同じ形態素かどうかは漢字の表記ではなく、音と意味の対応で決まる。「部屋(へや)」は熟字訓で、「部」の字は形態素「部(ぶ)」を含まないため、「部室(ぶしつ)」と共通の形態素をもたない。逆に選択肢2は漢字が違っても同じ形態素を含む。正答は1番だけで、複数正答ではない。
【各選択肢の解説】
1. 部屋 ― 部室
✅ 正しい。共通の形態素をもたない。「部屋(へや)」の「部」は熟字訓の当て字で、「部室(ぶしつ)」の形態素「部(ぶ)」とは別(=正答)。
✅ 正しい。共通の形態素をもたない。「部屋(へや)」の「部」は熟字訓の当て字で、「部室(ぶしつ)」の形態素「部(ぶ)」とは別(=正答)。
2. 眼鏡 ― 金物
❌ 誤り。漢字は違うが、ともに形態素「かね(金)」を含む。「眼鏡(めがね)」は語源上「目+かね(金)」で、「が」は連濁、表記の「鏡」は当て字である。「金物(かなもの)」の「かな」は「かね」が複合語の前で変わった形(金具・金槌と同じ)。
❌ 誤り。漢字は違うが、ともに形態素「かね(金)」を含む。「眼鏡(めがね)」は語源上「目+かね(金)」で、「が」は連濁、表記の「鏡」は当て字である。「金物(かなもの)」の「かな」は「かね」が複合語の前で変わった形(金具・金槌と同じ)。
3. 腐る ― 臭い
❌ 誤り。ともに語幹「くさ」を含む。正しくは同一形態素「くさ」を含む組合せである。
❌ 誤り。ともに語幹「くさ」を含む。正しくは同一形態素「くさ」を含む組合せである。
4. 落ちる ― 落とす
❌ 誤り。自他対応で語幹「落(お)」を共有する。正しくは同一形態素「落(お)」を含む組合せである。
❌ 誤り。自他対応で語幹「落(お)」を共有する。正しくは同一形態素「落(お)」を含む組合せである。
5. おずおず ― 怖気づく(おじけづく)
❌ 誤り。ともに「おず/おじ(怖づ=怖れる)」を含む。正しくは同一形態素「おず/おじ」を含む組合せである。
❌ 誤り。ともに「おず/おじ(怖づ=怖れる)」を含む。正しくは同一形態素「おず/おじ」を含む組合せである。
【試験対策ポイント】
形態素は意味をもつ最小単位。表記(漢字)が同じでも音と意味が無関係なら同一形態素ではなく(部屋の「部」)、表記が違っても音と意味が対応すれば同一形態素(眼鏡の「がね」と金物の「かな」)。自他対応(落ちる/落とす)や語幹の共有も見抜く。表記でなく意味と音の対応で判断する。
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