第15回 言語聴覚士国家試験 第54問
言語発達障害学第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第54問(言語発達障害学)の正答は 1 です。適切でない主な理由は年齢である。
問題
3歳6ヶ月の男児。言葉の遅れを主訴に来院。評価に適切でないのはどれか。
- 1.WPPSI知能診断検査 ✓
- 2.<S-S法>言語発達遅滞検査
- 3.ITPA言語学習能力診断検査
- 4.遠城寺式乳幼児分析的発達検査法
- 5.遊戯聴力検査
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 20.7%難問
164人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — WPPSI知能診断検査
適切でない主な理由は年齢である。出題当時の日本版WPPSI知能診断検査の適用年齢は3歳10か月〜7歳1か月で、3歳6か月の本児は対象に満たない。他は本児の年齢で言語・発達・聴力を評価できる。
【各選択肢の解説】
1. WPPSI知能診断検査
❌ 誤り(=正答)。日本版WPPSI知能診断検査の適用年齢は3歳10か月〜7歳1か月で、3歳6か月の本児は対象年齢に満たない。正しくはこの年齢の発達は遠城寺式など適用年齢内の検査で評価する。
❌ 誤り(=正答)。日本版WPPSI知能診断検査の適用年齢は3歳10か月〜7歳1か月で、3歳6か月の本児は対象年齢に満たない。正しくはこの年齢の発達は遠城寺式など適用年齢内の検査で評価する。
2. <S-S法>言語発達遅滞検査
✅ 正しい。言語発達を直接評価できる。
✅ 正しい。言語発達を直接評価できる。
3. ITPA言語学習能力診断検査
✅ 正しい。適用年齢は3歳0か月から(〜9歳11か月)で、言語学習能力を評価できる。
✅ 正しい。適用年齢は3歳0か月から(〜9歳11か月)で、言語学習能力を評価できる。
4. 遠城寺式乳幼児分析的発達検査法
✅ 正しい。0か月〜4歳7か月が対象で、発達全般を評価できる。
✅ 正しい。0か月〜4歳7か月が対象で、発達全般を評価できる。
5. 遊戯聴力検査
✅ 正しい。幼児の聴力を評価できる(難聴の除外)。
✅ 正しい。幼児の聴力を評価できる(難聴の除外)。
【出題当時と現在】
出題当時の日本版WPPSIは3歳10か月から。2017年に刊行された日本版WPPSI-IIIは2歳6か月〜7歳3か月が対象で、3歳6か月でも実施できる。今問われたら、検査名と版を確かめ、その版の適用年齢で判断する。
【試験対策ポイント】
言葉の遅れではまず言語発達(S-S法・ITPA)、全体発達(遠城寺式)、背景の聴力(遊戯聴力検査)を評価する。検査の適否は「主訴に合うか」と「適用年齢に入るか」の2つで判断する。
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