STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第15回 言語聴覚士国家試験 第55問

失語症第15回

第15回 言語聴覚士国家試験 第55問(失語症)の正答は 5 です。前大脳動脈閉塞で起こる失語を問う。

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問題
前大脳動脈閉塞症で起こるのはどれか。
  1. 1.ブローカ失語
  2. 2.伝導失語
  3. 3.混合型超皮質性失語
  4. 4.ウェルニッケ失語
  5. 5.超皮質性運動失語 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.8%標準

249人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 前大脳動脈閉塞では超皮質性運動失語

前大脳動脈閉塞で起こる失語を問う。前大脳動脈は前頭葉内側面を灌流し、補足運動野付近の障害で発話開始困難・自発話減少を主徴とし復唱は保たれる超皮質性運動失語が生じる。



【各選択肢の解説】

1. ブローカ失語
❌ 誤り。中大脳動脈領域(下前頭回)。正しくはブローカ失語は中大脳動脈領域の下前頭回後部を含む病変で起こる。
2. 伝導失語
❌ 誤り。中大脳動脈領域(縁上回・弓状束)。正しくは伝導失語は中大脳動脈領域の縁上回・弓状束付近の病変で起こる。
3. 混合型超皮質性失語
❌ 誤り。分水嶺(境界領域)の広範病変。正しくは混合型超皮質性失語は前方と後方の境界領域にまたがる広範な病変で起こる。
4. ウェルニッケ失語
❌ 誤り。中大脳動脈領域(上側頭回後部)。正しくはウェルニッケ失語は中大脳動脈領域の上側頭回後部の病変で起こる。
5. 超皮質性運動失語
✅ 正しい。前大脳動脈領域(補足運動野付近)(=正答)。

【試験対策ポイント】
前大脳動脈=前頭葉内側面→補足運動野→超皮質性運動失語(発話開始困難・復唱良好)。中大脳動脈=外側面でブローカ・ウェルニッケ・伝導失語。動脈支配領域と失語型を対応づけると局在診断ができる。復唱が保たれるのが超皮質性の特徴。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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