第16回 言語聴覚士国家試験 第121問
第16回 言語聴覚士国家試験 第121問(聴覚系)の正答は 4 です。オージオグラムは両側4,000Hzを中心に谷(C5ディップ)を示し、騒音性難聴を強く疑う所見である。
- 1.降圧薬内服
- 2.抗糖尿病薬内服
- 3.喫煙歴
- 4.騒音環境下の就労 ✓
- 5.中耳炎の既往歴
正答:4番
初回正答率 73.1%やさしい
156人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
オージオグラムは両側4,000Hzを中心に谷(C5ディップ)を示し、騒音性難聴を強く疑う所見である。よって騒音環境下での就労歴の問診が最も重要となる。
【各選択肢の解説】
1.降圧薬内服
❌ 誤り。本所見と直接結びつかない。正しくは両側4,000Hzを谷とするディップ(C5ディップ)は騒音性難聴の所見で、問診の最重点は騒音曝露歴である。
2.抗糖尿病薬内服
❌ 誤り。直接結びつかない。正しくはこの谷型の感音難聴から最初に確かめるべきは騒音環境下での就労歴である。
3.喫煙歴
❌ 誤り。難聴の主因とは言いにくい。正しくは4,000Hzの谷は騒音曝露を示す所見で、喫煙歴より騒音環境の問診が優先される。
4.騒音環境下の就労
✅ 正しい。C5ディップは騒音性難聴の典型(=正答)。
5.中耳炎の既往歴
❌ 誤り。鼓膜正常・感音難聴で伝音性は否定的。正しくは気導と骨導がほぼ一致する感音難聴で、中耳炎(伝音難聴の原因)の所見ではない。
【試験対策ポイント】
4,000Hzを中心とした谷型(C5ディップ)=騒音性難聴の特徴的所見。鼓膜正常で感音難聴なら職業性・騒音曝露を最初に疑う。オージオグラムの形(高音障害・谷型・水平型)から原因を推定できるようにする。
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