第16回 言語聴覚士国家試験 第120問
聴覚系第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第120問(聴覚系)の正答は 3 です。後迷路性難聴は蝸牛神経より中枢側の障害で、補充現象(リクルートメント)はみられない。
問題
後迷路性難聴で正しいのはどれか。
- 1.気骨導差が大きい
- 2.語音明瞭度が高い
- 3.補充現象は認められない 。 ✓
- 4.耳音響放射が障害される。
- 5.聴性脳幹反応は正常である 。
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 39.3%難問
117人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 後迷路性難聴では補充現象を認めない
後迷路性難聴は蝸牛神経より中枢側の障害で、補充現象(リクルートメント)はみられない。語音明瞭度が著しく低下するのも特徴。
【各選択肢の解説】
1. 気骨導差が大きい
❌ 誤り。正しくは、後迷路性難聴は感音難聴で、気導・骨導がともに低下し気骨導差は生じない(気骨導差は伝音難聴の所見)。
❌ 誤り。正しくは、後迷路性難聴は感音難聴で、気導・骨導がともに低下し気骨導差は生じない(気骨導差は伝音難聴の所見)。
2. 語音明瞭度が高い
❌ 誤り。正しくは、純音聴力の割に語音明瞭度が著しく低下する。
❌ 誤り。正しくは、純音聴力の割に語音明瞭度が著しく低下する。
3. 補充現象は認められない。
✅ 正しい(=正答)。補充現象は内耳性の特徴で、後迷路性では認められない。
✅ 正しい(=正答)。補充現象は内耳性の特徴で、後迷路性では認められない。
4. 耳音響放射が障害される。
❌ 誤り。正しくは、外有毛細胞は保たれるため耳音響放射は正常である。
❌ 誤り。正しくは、外有毛細胞は保たれるため耳音響放射は正常である。
5. 聴性脳幹反応は正常である。
❌ 誤り。正しくは、聴性脳幹反応に異常(I–V波間潜時の延長や波の消失)が出る。
❌ 誤り。正しくは、聴性脳幹反応に異常(I–V波間潜時の延長や波の消失)が出る。
【試験対策ポイント】
内耳性(蝸牛)障害=補充現象あり・OAE低下、後迷路性=補充現象なし・OAE正常・ABR異常・語音明瞭度の著しい低下。補充現象とOAEの有無、ABRの異常で内耳性と後迷路性を鑑別する。
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