第16回 言語聴覚士国家試験 第140問
音響学第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第140問(音響学)の正答は 4 です。無声破裂音「ぱ・た・か」の調音点(両唇・歯茎・軟口蓋)の識別には、破裂(バースト)区間の振幅スペクトルと、後続母音へのフォルマント遷移が主要な手がかりとなる。
問題
「ぱ、た、かJ の子音の識別に寄与する主な音響特徴はどれか。
a.無音区間の長さ
b.破裂区間の平均的強さ
c.破裂区間の振幅スペクトル
d.後続母音へのホルマント周波数遷移
e.母音のラウドネス
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 28.8%難問
59人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 破裂のスペクトルとフォルマント遷移が「ぱ・た・か」の識別に寄与
無声破裂音「ぱ・た・か」の調音点(両唇・歯茎・軟口蓋)の識別には、破裂(バースト)区間の振幅スペクトルと、後続母音へのフォルマント遷移が主要な手がかりとなる。
【各選択肢の解説】
a.無音区間の長さ ❌ 有声/無声の手がかりで調音点識別には主要でない。
b.破裂区間の平均的強さ ❌ 主要な手がかりではない。
c.破裂区間の振幅スペクトル ⭕ 調音点で破裂のスペクトルが異なる。
d.後続母音へのフォルマント周波数遷移 ⭕ 調音点で遷移パターンが異なる。
e.母音のラウドネス ❌ 子音の識別に寄与しない。
→ 寄与するのはc・dの組合せ4番が正答となる。
【試験対策ポイント】
破裂音の調音点知覚=バーストのスペクトル形状+第2フォルマントの遷移(ロークス)。両唇・歯茎・軟口蓋で遷移の向きや破裂周波数が異なる。無音区間や強さは主に有声性に関わる。
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