STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第16回 言語聴覚士国家試験 第140問

音響学第16回

第16回 言語聴覚士国家試験 第140問(音響学)の正答は 4 です。無声破裂音「ぱ・た・か」の調音点(両唇・歯茎・軟口蓋)の識別には、破裂(バースト)区間の振幅スペクトルと、後続母音へのフォルマント遷移が主要な手がかりとなる。

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問題
「ぱ、た、か」の子音の識別に寄与する主な音響特徴はどれか。 a.無音区間の長さ b.破裂区間の平均的強さ c.破裂区間の振幅スペクトル d.後続母音へのホルマント周波数遷移 e.母音のラウドネス 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:4番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 24.7%難問

81人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 破裂のスペクトルとフォルマント遷移が「ぱ・た・か」の識別に寄与

無声破裂音「ぱ・た・か」の調音点(両唇・歯茎・軟口蓋)の識別には、破裂(バースト)区間の振幅スペクトルと、後続母音へのフォルマント遷移が主要な手がかりとなる。



【各選択肢の解説】

a.無音区間の長さ
❌ 誤り。調音点の識別には主要でない。正しくは閉鎖による無音区間の長さは主に促音や有声・無声の手がかりである。

b.破裂区間の平均的強さ
❌ 誤り。主要な手がかりではない。正しくは調音点の手がかりは破裂の強さでなくスペクトルの形(周波数分布)である。

c.破裂区間の振幅スペクトル
✅ 正しい。調音点で破裂のスペクトルが異なる。

d.後続母音へのホルマント周波数遷移
✅ 正しい。調音点で遷移パターンが異なる。

e.母音のラウドネス
❌ 誤り。正しくは母音のラウドネスは子音の調音点の識別には寄与しない。

→ 寄与するのはc・dの組合せ4番が正答となる。


【試験対策ポイント】
破裂音の調音点知覚=バーストのスペクトル形状+第2フォルマントの遷移(ロークス)。両唇・歯茎・軟口蓋で遷移の向きや破裂周波数が異なる。無音区間や強さは主に有声性に関わる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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