第16回 言語聴覚士国家試験 第142問
聴覚心理学第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第142問(聴覚心理学)の正答は 4 です。純音によるマスキング効果は、マスカーより高い周波数側に大きく広がる(上方拡散)。
問題
マスキングについて正しいのはどれか。
- 1.白色雑音は純音をマスクする上で最も効率がよい。
- 2.加重不規則雑音は音声のマスキングには不適当である。
- 3.純音は帯域雑音でマスクすることはできない。
- 4.純音によ るマスキング効果の広がりは低周波数側より高周波数側で大きい。 ✓
- 5.マスキングはマスクする音が同時に提示されたときのみ生じる。
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 57.4%標準
101人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — 純音のマスキングは高周波数側へ大きく広がる
純音によるマスキング効果は、マスカーより高い周波数側に大きく広がる(上方拡散)。
【各選択肢の解説】
1. 白色雑音は純音をマスクする上で最も効率がよい。
❌ 誤り。白色雑音は臨界帯域外の成分が多く無駄が多い。正しくは最も効率がよいのは純音の周波数を中心とした臨界帯域内の帯域雑音である。
❌ 誤り。白色雑音は臨界帯域外の成分が多く無駄が多い。正しくは最も効率がよいのは純音の周波数を中心とした臨界帯域内の帯域雑音である。
2. 加重不規則雑音は音声のマスキングには不適当である。
❌ 誤り。語音聴力検査でスピーチノイズとして用いる。正しくは加重不規則雑音は音声のマスキングに適している。
❌ 誤り。語音聴力検査でスピーチノイズとして用いる。正しくは加重不規則雑音は音声のマスキングに適している。
3. 純音は帯域雑音でマスクすることはできない。
❌ 誤り。正しくは純音は帯域雑音でマスクでき、純音聴力検査のマスキングには帯域雑音を用いる。
❌ 誤り。正しくは純音は帯域雑音でマスクでき、純音聴力検査のマスキングには帯域雑音を用いる。
4. 純音によるマスキング効果の広がりは低周波数側より高周波数側で大きい。
✅ 正しい。マスキングは上方拡散する(=正答)。
✅ 正しい。マスキングは上方拡散する(=正答)。
5. マスキングはマスクする音が同時に提示されたときのみ生じる。
❌ 誤り。正しくは時間をずらして提示しても生じる継時マスキング(順向性・逆向性)もある。
❌ 誤り。正しくは時間をずらして提示しても生じる継時マスキング(順向性・逆向性)もある。
【試験対策ポイント】
マスキングの上方拡散=マスカーより高音側がマスクされやすい。マスキングに有効なのは臨界帯域内の成分(白色雑音は無駄が多い)。同時マスキングだけでなく前向き/後向きの継時マスキングもある点が頻出。
📘 STカコモンの有料教材
この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)