STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第16回 言語聴覚士国家試験 第43問

言語学第16回

第16回 言語聴覚士国家試験 第43問(言語学)の正答は 4 です。言語の性質を表す用語と定義の対応を問う。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
誤っているのはどれか。
  1. 1.音や単語が一次元に配列される性質を「線状性」という。
  2. 2.新たな単語や文を作り出す性質を「生産性」という。
  3. 3.意味するものと意味されるものとの間に必然的な関係がないことを「恣意性」という。
  4. 4.文が文脈中で適切に使用されているか否かの母語発話の直観的判断を「文法性判断」という。
  5. 5.文を形態素に、形態素を音素に分解できる性質を「二重分節性」という。

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 39.5%難問

81人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — 文法性判断は文法的容認性の直観的判断

言語の性質を表す用語と定義の対応を問う。文法性判断は「文が文法的に正しい(容認できる)か否か」の母語話者の直観であり、「文脈中で適切に使われているか」(語用的適切性)ではない。



【各選択肢の解説】
1.線状性 ❌ 正しい(音・単語が時間軸に一次元配列される)。
2.生産性 ❌ 正しい(新たな語・文を無限に作る)。
3.恣意性 ❌ 正しい(意味するものとされるものに必然的関係がない)。
4.文法性判断 ✅ 誤り。文脈的適切性ではなく文法的容認性の判断である(=正答)。
5.二重分節性 ❌ 正しい(文→形態素→音素に分解できる)。


【試験対策ポイント】
文法性判断=文の文法的容認可能性についての直観で、意味や文脈の適切性とは区別する。線状性・生産性・恣意性・二重分節性は言語の基本的性質。各用語の定義を正確に対応づける。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題の初回正答率は39.5%——受験者の61%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第16回 全問一覧

▶ 言語学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)