第16回 言語聴覚士国家試験 第68問
言語発達障害学第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第68問(言語発達障害学)の正答は 3 です。16歳の高校生に実施できる検査を選ぶ。
問題
16 歳、高校生の男子。主訴は「授業がわからない」実施すべき検査はどれか
a.WAIS-III成人知能検査
b.LCスケール
c.K-ABC心理・教育アセスメ ントバッテリー
d.DN-CAS 認知評価システ ム
e.抽象語理解力検査
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 39%難問
118人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 16歳にはWAIS-III・DN-CAS・抽象語理解力検査が適用可能
16歳の高校生に実施できる検査を選ぶ。成人用知能検査WAIS-III、認知評価のDN-CAS、抽象語理解力検査は年齢的に適用できる。乳幼児・学童用の検査は不適。
【各選択肢の解説】
a. WAIS-III成人知能検査
✅ 正しい。対象は16歳〜89歳で、16歳に適用できる。
✅ 正しい。対象は16歳〜89歳で、16歳に適用できる。
b. LCスケール
❌ 誤り。乳幼児の言語・コミュニケーション発達検査。正しくはLCスケールの対象は0〜6歳の乳幼児で、16歳には使えない。
❌ 誤り。乳幼児の言語・コミュニケーション発達検査。正しくはLCスケールの対象は0〜6歳の乳幼児で、16歳には使えない。
c. K-ABC心理・教育アセスメントバッテリー
❌ 誤り。出題当時のK-ABC(日本版1993年)の対象は2歳6か月〜12歳11か月で、16歳には使えない。正しくはK-ABCは12歳までの検査である。なお現在はKABC-II日本版(2013年)が刊行され、対象は2歳6か月〜18歳11か月に広がっている。
❌ 誤り。出題当時のK-ABC(日本版1993年)の対象は2歳6か月〜12歳11か月で、16歳には使えない。正しくはK-ABCは12歳までの検査である。なお現在はKABC-II日本版(2013年)が刊行され、対象は2歳6か月〜18歳11か月に広がっている。
d. DN-CAS認知評価システム
✅ 正しい。5〜17歳に適用できる。
✅ 正しい。5〜17歳に適用できる。
e. 抽象語理解力検査
✅ 正しい。抽象語を含む語彙の理解を評価する検査で、成人にも使え、授業内容の理解に関わる語彙力の評価に役立つ。
✅ 正しい。抽象語を含む語彙の理解を評価する検査で、成人にも使え、授業内容の理解に関わる語彙力の評価に役立つ。
→ 適切なのはa・d・eの組合せ3番が正答となる。
【出題当時と現在】
K-ABCは2013年にKABC-II日本版へ改訂され、対象が18歳11か月まで広がった。WAIS-IIIも2018年にWAIS-IV日本版(16歳〜90歳11か月)へ改訂されている。今の国試で「KABC-II」が16歳に使えるかを問われたら、使えると答える。
【試験対策ポイント】
検査選択は「対象年齢」を最優先に確認する。WAIS(16歳〜)・DN-CAS(5〜17歳)は学齢後期に使え、LCスケール・K-ABCは年齢が下。年齢適合で除外する典型問題。
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