第16回 言語聴覚士国家試験 第67問
言語発達障害学第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第67問(言語発達障害学)の正答は 5 です。注意欠如・多動性障害(ADHD)では、失敗体験の蓄積による自尊感情の低下や、行為障害(素行症)の合併がしばしばみられる。
問題
注意欠陥/多動性障害について正しいのはどれか 。
a.5歳以前には症状は発現しない 。
b.成人になると大部分自然治癒する。
c.不注意優勢型は男児に多い 。
d.自尊感情の低下がみられる。
e.行為障害を合併しやすい
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50.4%難問
131人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — ADHDは自尊感情低下・行為障害合併がみられる
注意欠如・多動性障害(ADHD)では、失敗体験の蓄積による自尊感情の低下や、行為障害(素行症)の合併がしばしばみられる。
【各選択肢の解説】
a. 5歳以前には症状は発現しない
❌ 誤り。幼児期早期から症状がみられる。正しくは多動・衝動性などの症状は5歳以前の幼児期から現れることが多い。
❌ 誤り。幼児期早期から症状がみられる。正しくは多動・衝動性などの症状は5歳以前の幼児期から現れることが多い。
b. 成人になると大部分自然治癒する
❌ 誤り。成人期に症状が持ち越されることが多い。正しくは多動は軽くなっても、不注意などの症状が成人期まで続く例が少なくない。
❌ 誤り。成人期に症状が持ち越されることが多い。正しくは多動は軽くなっても、不注意などの症状が成人期まで続く例が少なくない。
c. 不注意優勢型は男児に多い
❌ 誤り。男児は多動・衝動型が多い。正しくは不注意優勢型は他の型に比べて女児の割合が高く、男児に目立つのは多動・衝動性である。
❌ 誤り。男児は多動・衝動型が多い。正しくは不注意優勢型は他の型に比べて女児の割合が高く、男児に目立つのは多動・衝動性である。
d. 自尊感情の低下がみられる
✅ 正しい。二次的に生じやすい。
✅ 正しい。二次的に生じやすい。
e. 行為障害を合併しやすい
✅ 正しい。併存が多い。
✅ 正しい。併存が多い。
→ 正しいのはd・eの組合せ5番が正答となる。
【試験対策ポイント】
ADHDは早期から症状があり、成人へ持ち越すことも多い。叱責の蓄積で自尊感情が下がり、行為障害・反抗挑発症などの二次障害を合併しやすい。二次障害の予防が支援の要点。
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