第17回 言語聴覚士国家試験 第103問
臨床神経学第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第103問(臨床神経学)の正答は 4 です。脳神経障害と症状の正しい組合せを問う。
問題
正しい組合せはどれか。
- 1.右舌咽神経障害 ― 右舌前2/3の味覚障害
- 2.右視神経障害 ― 左同名半盲
- 3.右副神経障害 ― カーテン徴候
- 4.右動眼神経障害 ― 右眼瞼下垂 ✓
- 5.右外転神経障害 ― 右眼の外側への偏位
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 32.8%難問
128人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 右動眼神経障害では右眼瞼下垂が生じる
脳神経障害と症状の正しい組合せを問う。動眼神経は上眼瞼挙筋を支配するため、右動眼神経障害では右の眼瞼下垂が生じる。
【各選択肢の解説】
1. 右舌咽神経障害 ― 右舌前2/3の味覚障害
❌ 誤り。舌咽神経は舌後1/3の味覚。前2/3は顔面神経(鼓索神経)。正しくは右舌咽神経障害では右舌後1/3の味覚障害が生じる。
❌ 誤り。舌咽神経は舌後1/3の味覚。前2/3は顔面神経(鼓索神経)。正しくは右舌咽神経障害では右舌後1/3の味覚障害が生じる。
2. 右視神経障害 ― 左同名半盲
❌ 誤り。右視神経障害は右眼の視力低下。同名半盲は視索以降の障害。正しくは右視神経障害では右眼の視力低下・視野障害(右眼の全盲など)が生じる。
❌ 誤り。右視神経障害は右眼の視力低下。同名半盲は視索以降の障害。正しくは右視神経障害では右眼の視力低下・視野障害(右眼の全盲など)が生じる。
3. 右副神経障害 ― カーテン徴候
❌ 誤り。カーテン徴候は咽頭(迷走神経)の障害。副神経は胸鎖乳突筋・僧帽筋。正しくは右副神経障害では右胸鎖乳突筋・僧帽筋の筋力低下(肩の挙上や頚の回旋の障害)が生じる。
❌ 誤り。カーテン徴候は咽頭(迷走神経)の障害。副神経は胸鎖乳突筋・僧帽筋。正しくは右副神経障害では右胸鎖乳突筋・僧帽筋の筋力低下(肩の挙上や頚の回旋の障害)が生じる。
4. 右動眼神経障害 ― 右眼瞼下垂
✅ 正しい(=正答)。上眼瞼挙筋麻痺による眼瞼下垂。
✅ 正しい(=正答)。上眼瞼挙筋麻痺による眼瞼下垂。
5. 右外転神経障害 ― 右眼の外側への偏位
❌ 誤り。外転できず内側に偏位する。正しくは右外直筋の麻痺で右眼は内側へ偏位する(内斜視)。
❌ 誤り。外転できず内側に偏位する。正しくは右外直筋の麻痺で右眼は内側へ偏位する(内斜視)。
【試験対策ポイント】
脳神経の機能を押さえる。動眼神経=眼球運動の大部分・上眼瞼挙筋・瞳孔(障害で眼瞼下垂・散瞳・外下方偏位)、外転神経=外直筋(障害で内斜視)、舌咽神経=舌後1/3味覚・咽頭、迷走神経=カーテン徴候、副神経=胸鎖乳突筋・僧帽筋。支配と障害像を対応づける。
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