STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第135問

音声学第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第135問(音声学)の正答は 1 です。パラトグラフィで識別できる音の対を問う。

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問題
パラトグラフィで識別できる音の対はどれか。
  1. 1.ナ ― ニ ✓
  2. 2.ハ ― パ
  3. 3.タ ― ダ
  4. 4.サ ― ソ
  5. 5.ア ― オ

正答:1番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 36.8%難問

114人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — パラトグラフィで識別できるのはナ―ニの対である

パラトグラフィで識別できる音の対を問う。パラトグラフィは構音時の舌と口蓋の接触範囲を記録する。ナとニは調音点(接触位置)が異なるため、接触パターンで識別できる。


【各選択肢の解説】

1. ナ ― ニ
✅ 正しい(=正答)。舌と口蓋の接触位置が異なり識別できる。
2. ハ ― パ
❌ 誤り。声門摩擦と両唇破裂で、口蓋接触では区別できない。正しくはどちらも舌と口蓋の接触がなく、違いは声門と口唇で生じるためパラトグラフィには現れない。
3. タ ― ダ
❌ 誤り。有声・無声の違いで接触パターンは同じ。正しくは違いは声帯振動の有無で、口蓋の接触パターンはほぼ同じになる。
4. サ ― ソ
❌ 誤り。子音は同じで母音が違うだけ。正しくは子音[s]の接触パターンは同じで、違いは後続母音(ア・オ)にある。
5. ア ― オ
❌ 誤り。母音で舌と口蓋の接触がない。正しくはア・オの違いは舌の位置と唇の丸めで、口蓋の接触には現れない。

【試験対策ポイント】
パラトグラフィは「舌が口蓋のどこに、どれだけ触れるか」を可視化する検査で、調音点や接触範囲の違いを反映する。有声・無声(声帯振動)の違いや、接触を伴わない母音の違いは捉えられない。接触位置が異なる音の対(ナ―ニ)だけが識別できる点を押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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