第17回 言語聴覚士国家試験 第172問
第17回 言語聴覚士国家試験 第172問(言語発達障害学)の正答は 4 です。数量概念の指導内容で適切でないものを問う。
- 1.指を3本建てる動作を模倣する。
- 2.カードに書かれた丸の数と同数のおはじきを選ぶ。
- 3.大人が立てた指の数と同数のおはじきを選ぶ。
- 4.11~20まで復唱する。 ✓
- 5.文字単語と絵とのマッチング
正答:4番
初回正答率 64.7%標準
68人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
数量概念の指導内容で適切でないものを問う。この児は1~10を数唱できるが「3個ちょうだい」がわからず、数(量)と対応づける集合数の理解が育っていない。11~20の復唱は数唱(暗唱)の延長にすぎず、量の理解を育てる指導としては適切でない。
【各選択肢の解説】
1.指を3本立てる動作を模倣する:❌適切。数を身体で表す経験になる。
2.カードに書かれた丸の数と同数のおはじきを選ぶ:❌適切。一対一対応・集合数の指導。
3.大人が立てた指の数と同数のおはじきを選ぶ:❌適切。数と量の対応づけを促す。
4.11~20まで復唱する:✅適切でない(=正答)。数唱の延長で、量の理解にはつながらない。
5.文字単語と絵とのマッチング:❌(量の指導ではないが)対応づけの基礎課題で、最も不適切とまではいえない。
【試験対策ポイント】
数量概念の指導は、数唱(順に唱える)から一歩進めて、数と量を対応づける(一対一対応・同数選択・集合数)ことが核心。すでに10まで数えられる児に数唱の範囲を広げる(11~20の復唱)だけでは、欠けている「量の理解」を補えない。「数えられる」と「量がわかる」を区別し、量に結びつく課題を選ぶ。
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