STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第200問

小児聴覚障害第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第200問(小児聴覚障害)の正答は 3 です。盲ろう乳幼児の行動発達と療育について適切なものを問う。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
盲ろう乳幼児の行動発達と療育について適切なのはどれか。 a.指さしは遅れずに発現する。 b.探索行動が少ない。 c.児とコミュニケーションを開始する前に軽く触る。 d.児を移動させる場合はサインを用いない。 e.療育者が場を離れるときは、できる限り静かに離れる。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3番 — 探索行動が少ないこと、関わる前に軽く触れることが適切

盲ろう乳幼児の行動発達と療育について適切なものを問う。盲ろう児は感覚入力が乏しく探索行動が少なくなりやすい。また、急に働きかけて驚かせないよう、コミュニケーションを始める前に軽く触れて存在を知らせることが適切である。b・cが該当する。


【各選択肢の解説】
a.指さしは遅れずに発現する:❌不適切。視覚を要する指さしは遅れやすい。
b.探索行動が少ない:⭕適切な記述。感覚入力が乏しく探索が乏しくなる。
c.児とコミュニケーションを開始する前に軽く触る:⭕適切。予告として触れ、驚かせない。
d.児を移動させる場合はサインを用いない:❌不適切。移動の前にはサイン(合図)で予告する。
e.療育者が場を離れるときは、できる限り静かに離れる:❌不適切。黙って離れると不安になるため、離れることを伝える。
→ 適切なのはb・cで、3番が正答となる。


【試験対策ポイント】
盲ろう児の療育=視覚・聴覚に頼れないため、触覚を中心とした予告と一貫した合図が原則。関わりの前後に「触れて知らせる」「移動・退室を必ず伝える」ことで安心感を育て、探索や能動的なやりとりを促す。黙って近づく・黙って離れることは不安や混乱のもとになる。触覚を介した予告と一貫性がキーワード。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第17回 全問一覧

▶ 小児聴覚障害 の過去問一覧

スポンサーリンク