STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第37問

音声学第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第37問(音声学)の正答は 4 です。日本語(共通語)の発音で「あぶない」の/b/の異音を問う。

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問題
日本語(共通語)の発音で「あぶない」の/b/の異音として現れ得るのはどれか。
  1. 1.[b]
  2. 2.[B]
  3. 3.[ɸ]
  4. 4.[β]
  5. 5.[f]

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 母音間の/b/は両唇摩擦音[β]として現れ得る

日本語(共通語)の発音で「あぶない」の/b/の異音を問う。語中・母音間では/b/が弱まり、両唇を完全に閉じない有声両唇摩擦音[β]として現れることがある。


【各選択肢の解説】
1.[b]:❌有声両唇破裂音。語頭などで現れる基本の実現。
2.[B]:❌該当しない(記号として異音の説明に適さない)。
3.[ɸ]:❌無声両唇摩擦音。「ふ」の子音で、有声の/b/の異音ではない。
4.[β]:✅正答。母音間で弱化した有声両唇摩擦音
5.[f]:❌無声唇歯摩擦音。日本語の/b/の異音ではない。


【試験対策ポイント】
語中・母音間では破裂音が摩擦音的に弱まる現象(弱化)が起こる。有声両唇破裂音/b/は母音間で有声両唇摩擦音[β]になり得る。調音点(両唇)と有声・無声、破裂か摩擦かを保ったまま弱化する点を押さえる。無声の[ɸ][f]とは有声性で区別する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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