STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第38問

音声学第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第38問(音声学)の正答は 2 です。口蓋帆(軟口蓋)が二度大きく下降する語を問う。

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問題
共通語(東京方言)の発音で口蓋帆が二度大きく下降するのはどれか。
  1. 1.あいさつ(挨拶)
  2. 2.かみさま(神様) ✓
  3. 3.けしごむ(消しゴム)
  4. 4.とじまり(戸締り)
  5. 5.ほしぞら(星空)

正答:2番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 51.8%標準

112人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 「かみさま」は鼻音/m/が二度現れ口蓋帆が二度下降する

口蓋帆(軟口蓋)が二度大きく下降する語を問う。口蓋帆の下降は鼻腔への通路を開く動きで、鼻音の調音で起こる。「かみさま」は/m/が二度(み・ま)含まれ、口蓋帆が二度下降する。


【各選択肢の解説】

1. あいさつ(挨拶)
❌ 誤り。正しくは「あいさつ」は鼻音を含まず、口蓋帆の大きな下降は起こらない。
2. かみさま(神様)
✅ 正しい(=正答)。/m/が二度(み・ま)現れ、口蓋帆が二度下降する。
3. けしごむ(消しゴム)
❌ 誤り。正しくは鼻音は語末の「む」の/m/一つで、口蓋帆の大きな下降は一度である。
4. とじまり(戸締り)
❌ 誤り。正しくは鼻音は「ま」の/m/一つで、口蓋帆の大きな下降は一度である。
5. ほしぞら(星空)
❌ 誤り。正しくは「ほしぞら」は鼻音を含まず、口蓋帆の大きな下降は起こらない。

【試験対策ポイント】
口蓋帆(軟口蓋)が下降すると鼻腔が開き、鼻音([m][n][ŋ])が作られる。母音・口音では口蓋帆は挙上して鼻腔を閉じる。語中の鼻音の数だけ口蓋帆が下降すると考え、各語に含まれる鼻音を数える。「かみさま」は/m/が二度で最多。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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