STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第42問

聴覚心理学第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第42問(聴覚心理学)の正答は 3 です。聴覚フィルタに関して誤っているものを問う。

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問題
聴覚フィルタに関して誤っているのはどれか。 a.. 生理学的基盤としては内耳の基底板が関与する。 b.. 帯域幅は中心周波数が低い方が高い方より広い。 c.. 内耳性聴覚障害があると帯域幅は健聴者より狭くなる。 d.. 周波数応答特性の対称性は入力レベルに応じて変化する。 e.. 周波数応答特性は中心周波数をピークとしてなだらかに減衰する。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:3番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 53.3%標準

75人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 帯域幅は低い中心周波数で狭く、内耳性障害では広くなる

聴覚フィルタに関して誤っているものを問う。聴覚フィルタの帯域幅は中心周波数が高いほど広い(低い方が狭い)。また内耳性聴覚障害では周波数選択性が低下し帯域幅は広くなる。b・cが誤りである。


【各選択肢の解説】
a.生理学的基盤として内耳の基底板が関与する:❌正しい。基底板の周波数分析が基盤。
b.帯域幅は中心周波数が低い方が高い方より広い:✅誤り(=正答)。低い方が狭い
c.内耳性聴覚障害があると帯域幅は健聴者より狭くなる:✅誤り(=正答)。選択性低下で広くなる
d.周波数応答特性の対称性は入力レベルに応じて変化する:❌正しい。高レベルで非対称になる。
e.周波数応答特性は中心周波数をピークとしてなだらかに減衰する:❌正しい。バンドパス的特性。


【試験対策ポイント】
聴覚フィルタは基底板に基盤を持つバンドパスフィルタで、中心周波数が高いほど帯域幅が広い。内耳性難聴では周波数選択性(鋭さ)が低下し、帯域幅は広がる。帯域幅と周波数・障害の関係(低周波→狭い、内耳障害→広い)を逆に覚えていないか確認する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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