第17回 言語聴覚士国家試験 第49問
リハ医学第17回
リハビリテーションに関連しないのはどれか。
- 1.機能回復
- 2.ADL
- 3.QOL
- 4.安楽死 ✓
- 5.自立生活
正答:4番
解説
■ 正答:4番 — 安楽死
リハビリテーションの本質は「生活の質向上」と「自立支援」にあり、安楽死は生命の終結を目的とするため、リハビリテーションの理念に完全に矛盾します。他の選択肢はすべてリハビリテーションの重要な目標です。
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【各選択肢の解説】
1. 機能回復
✅ 正しい。リハビリテーションの最も基本的な目標の一つであり、損傷機能の最大限の回復を図ることが中心的課題です。
2. ADL(日常生活活動)
✅ 正しい。自分の身体を清潔に保つ、食事・排泄・更衣・入浴・移動などの生活を営むための基本動作の改善がリハビリテーションの主要目標です。
3. QOL(生活の質)
✅ 正しい。現代リハビリテーションは単なる機能回復ではなく、患者本人が充実した人生を送ることができるよう支援することを最終目標としています。
4. 安楽死
❌ 誤り。安楽死は生命を終結させることを目的とするもので、リハビリテーションの「生活の質向上」「自立支援」「生きることの尊厳」という基本理念に根本的に矛盾しています。
5. 自立生活
✅ 正しい。身体的・心理的・社会的な自立を達成することはリハビリテーションの最重要目標であり、障害者の権利保障と生活の質確保の中心です。
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【試験対策ポイント】
リハビリテーション5つの柱(WHO定義)
- 医学的リハビリテーション
- 職業的リハビリテーション
- 教育的リハビリテーション
- 社会的リハビリテーション
- 心理的リハビリテーション
リハビリテーション目標の階層構造
| 階層 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 1次 | 機能障害の軽減 | 筋力向上、ROM改善 |
| 2次 | ADL・IADL獲得 | 食事・排泄・移動自立 |
| 3次 | 社会参加 | 就労、地域活動 |
| 最終 | QOL向上・自立生活 | 本人が望む人生設計の実現 |
否定知識:安楽死との相反関係
- 安楽死=生命終結志向
- リハビリテーション=生活継続・充実志向