第17回 言語聴覚士国家試験 第73問
言語発達障害学第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第73問(言語発達障害学)の正答は 5 です。特異的言語発達障害児の音声言語表出の指導で適切なものを問う。
問題
特異的言語発達障害児の音声言語表出の指導場面で適切なのはどれか。
- 1.子どもの発話を黙ってよく聞く。
- 2.正しい構音で言い直させる。
- 3.視覚的な手がかりはつかわない。
- 4.パターン化した質問をする。
- 5.誤った発話には正しい発話を聞かせる。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 38.7%難問
119人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 誤った発話には正しい発話を聞かせるのが適切
特異的言語発達障害児の音声言語表出の指導で適切なものを問う。子どもが誤った発話をしたとき、叱ったり言い直しを強いたりせず、正しい言い方をさりげなく聞かせる(リキャスト)のが適切である。
【各選択肢の解説】
1. 子どもの発話を黙ってよく聞く。
❌ 誤り。表出指導では適切な働きかけが必要。正しくは発話に応答し、正しい形を返して聞かせる。
❌ 誤り。表出指導では適切な働きかけが必要。正しくは発話に応答し、正しい形を返して聞かせる。
2. 正しい構音で言い直させる。
❌ 誤り。無理な言い直しの強要は意欲をそぐ。正しくは言い直させず、大人が正しい形で返す。
❌ 誤り。無理な言い直しの強要は意欲をそぐ。正しくは言い直させず、大人が正しい形で返す。
3. 視覚的な手がかりはつかわない。
❌ 誤り。視覚的手がかりは有効に活用する。正しくは絵や文字などの視覚的手がかりを使う。
❌ 誤り。視覚的手がかりは有効に活用する。正しくは絵や文字などの視覚的手がかりを使う。
4. パターン化した質問をする。
❌ 誤り。多様な文脈で自然なやりとりを促す。正しくは多様で自然な文脈のやりとりで表出を促す。
❌ 誤り。多様な文脈で自然なやりとりを促す。正しくは多様で自然な文脈のやりとりで表出を促す。
5. 誤った発話には正しい発話を聞かせる。
✅ 正しい(=正答)。正しい言い方をモデルとして示す(リキャスト)。
✅ 正しい(=正答)。正しい言い方をモデルとして示す(リキャスト)。
【試験対策ポイント】
言語表出の指導は、誤りを直接訂正・強要するのでなく、正しい言い方を返して聞かせる(リキャスト・拡充模倣)のが基本。視覚的手がかりを活用し、パターン化を避けて多様で自然なやりとりの中で言語を促す。「正しいモデルを自然に提示する」関わりが適切と押さえる。
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