第18回 言語聴覚士国家試験 第121問
聴覚系第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第121問(聴覚系)の正答は 1 です。聴覚中枢機構の正誤問題。
問題
聴覚中枢機構について正しいのはどれか。
- 1.聴覚の中枢経路は両側性である。 ✓
- 2.一次聴ニューロンの神経核は蝸牛神経核である。
- 3.聴皮質障害による難聴は一側性である。
- 4.聴皮質障害による難聴では聴性脳幹反応は消失する。
- 5.蝸牛神経核では周波数局在性はみられない。
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40.1%難問
147人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 聴覚の中枢経路は両側性である
聴覚中枢機構の正誤問題。蝸牛神経核以降の上行路は交叉性と非交叉性の線維が混在し、両側の経路を通って大脳へ達する(両側性)。
【各選択肢の解説】
1. 聴覚の中枢経路は両側性である
✅ 正しい(=正答)。交叉・非交叉の線維が混在し、両側性に上行する。
✅ 正しい(=正答)。交叉・非交叉の線維が混在し、両側性に上行する。
2. 一次聴ニューロンの神経核は蝸牛神経核である
❌ 誤り。一次ニューロンの細胞体はラセン神経節。蝸牛神経核は二次ニューロン。正しくは一次聴ニューロンの細胞体はラセン神経節にあり、蝸牛神経核は二次ニューロンの核である。
❌ 誤り。一次ニューロンの細胞体はラセン神経節。蝸牛神経核は二次ニューロン。正しくは一次聴ニューロンの細胞体はラセン神経節にあり、蝸牛神経核は二次ニューロンの核である。
3. 聴皮質障害による難聴は一側性である
❌ 誤り。経路が両側性のため、一側の聴皮質障害で明らかな一側性難聴は生じにくい。正しくは一側の聴皮質障害では純音聴力はほぼ保たれ、難聴(皮質聾)が問題になるのは両側の聴皮質障害である。
❌ 誤り。経路が両側性のため、一側の聴皮質障害で明らかな一側性難聴は生じにくい。正しくは一側の聴皮質障害では純音聴力はほぼ保たれ、難聴(皮質聾)が問題になるのは両側の聴皮質障害である。
4. 聴皮質障害による難聴では聴性脳幹反応は消失する
❌ 誤り。ABRは脳幹レベルの反応で、皮質障害では保たれる。正しくは聴皮質障害ではABRは正常に記録される。
❌ 誤り。ABRは脳幹レベルの反応で、皮質障害では保たれる。正しくは聴皮質障害ではABRは正常に記録される。
5. 蝸牛神経核では周波数局在性はみられない
❌ 誤り。蝸牛神経核にも周波数局在(トノトピー)がある。正しくは蝸牛から聴皮質まで各レベルに周波数局在性がみられる。
❌ 誤り。蝸牛神経核にも周波数局在(トノトピー)がある。正しくは蝸牛から聴皮質まで各レベルに周波数局在性がみられる。
【試験対策ポイント】
聴覚路は「ラセン神経節(一次)→蝸牛神経核(二次)→上オリーブ核→外側毛帯→下丘→内側膝状体→聴皮質」で、上行路は両側性。各レベルにトノトピーがある。ABRは脳幹由来のため皮質病変では消えない。一次ニューロン=ラセン神経節を取り違えない。
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