第18回 言語聴覚士国家試験 第146問
言語発達学第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第146問(言語発達学)の正答は 4 です。言語発達に関する正しい記述を問う。
問題
正しいのはどれか。
- 1.1歳ころからほぼ一定の速さで語彙が増加する。
- 2.2歳ころから音声模倣が始まる。
- 3.3歳ころから語の過大般用が減少する。
- 4.4歳ころから音韻意識が発達する。 ✓
- 5.5歳ころから非現前事象についての会話が可能となる。
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 71.2%やさしい
132人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 4歳ころから音韻意識が発達する
言語発達に関する正しい記述を問う。音韻意識(語を音の単位に分解・操作する力)は4歳ころから発達し、しりとりや音の数え上げが可能になっていく。
【各選択肢の解説】
1. 1歳ころからほぼ一定の速さで語彙が増加する。
❌ 誤り。一定の速さではない。正しくは1歳台後半に語彙が急増する(語彙爆発)。
❌ 誤り。一定の速さではない。正しくは1歳台後半に語彙が急増する(語彙爆発)。
2. 2歳ころから音声模倣が始まる。
❌ 誤り。音声模倣はそれより早い段階から始まる。正しくは1歳前後にはすでに音声模倣がみられる。
❌ 誤り。音声模倣はそれより早い段階から始まる。正しくは1歳前後にはすでに音声模倣がみられる。
3. 3歳ころから語の過大般用が減少する。
❌ 誤り。時期の特定として適切でない。過大般用は語彙拡大の過程でみられる。正しくは過大般用は1歳後半〜2歳ころに目立ち、語彙が増えるにつれて減っていく。
❌ 誤り。時期の特定として適切でない。過大般用は語彙拡大の過程でみられる。正しくは過大般用は1歳後半〜2歳ころに目立ち、語彙が増えるにつれて減っていく。
4. 4歳ころから音韻意識が発達する。
✅ 正しい(=正答)。音韻分解・操作の力が育ち、しりとり等が可能になる。
✅ 正しい(=正答)。音韻分解・操作の力が育ち、しりとり等が可能になる。
5. 5歳ころから非現前事象についての会話が可能となる。
❌ 誤り。その場にない事柄の会話(脱文脈化)はより早く可能になる。正しくは2〜3歳ころから過去の出来事などその場にない事柄を話題にできるようになる。
❌ 誤り。その場にない事柄の会話(脱文脈化)はより早く可能になる。正しくは2〜3歳ころから過去の出来事などその場にない事柄を話題にできるようになる。
【試験対策ポイント】
音韻意識は読み書き(リテラシー)の基盤で、4〜5歳頃に発達し、しりとり・モーラ分解ができるようになる。語彙は1歳半頃に爆発的に増え、脱文脈化した会話は就学前により早く現れる。発達の時期と内容の対応を押さえる。
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