第18回 言語聴覚士国家試験 第147問
社会福祉第18回
国民(基礎)年金でないのはどれか。
a.老齢年金
b.共済年金
c.厚生年金
d.遺族年金
e.障害年金
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:3番
解説
■ 正答:3番 — b,c
国民(基礎)年金は全国民に共通する基礎的な年金制度です。共済年金と厚生年金は、特定の職業層(公務員・被用者)を対象とした上乗せ年金で、国民年金とは別体系の制度です。
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【各選択肢の解説】
a. 老齢年金
✅ 正しい。国民年金の給付種類に含まれます。65歳以上で保険料納付期間が25年以上ある者が受給対象です。
b. 共済年金
❌ 誤り(国民年金ではない)。公務員・教職員を対象とした職域年金制度で、国民年金とは別体系です。2015年10月に厚生年金に統一されましたが、その後も独立した特殊な年金体系として理解されています。
c. 厚生年金
❌ 誤り(国民年金ではない)。被用者(民間企業の従業員)を対象とした年金で、国民年金の上に上乗せされる職域年金制度です。国民年金とは異なる独立した制度です。
d. 遺族年金
✅ 正しい。国民年金の給付種類に含まれます。被保険者または受給権者が死亡した場合に、遺族が受給します。
e. 障害年金
✅ 正しい。国民年金の給付種類に含まれます。障害等級1級または2級に該当する場合に受給対象となります。
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【試験対策ポイント】
日本の年金体系(3階構造)
| 階層 | 制度名 | 対象者 | 性質 |
|---|---|---|---|
| 第1階 | 国民年金(基礎年金) | 全国民 | 全員加入・共通 |
| 第2階 | 厚生年金 | 民間被用者 | 国民年金に上乗せ |
| 第2階 | 共済年金 | 公務員・教職員 | 国民年金に上乗せ |
| 第3階 | 個人年金・企業年金 | 任意加入者 | 任意・補完的 |
国民年金の給付種類(5つ)
- 老齢基礎年金(65歳以上)
- 障害基礎年金(障害等級1・2級)
- 遺族基礎年金(被保険者死亡時)
- 寡婦年金(夫が年金未受給で死亡時)
- 死亡一時金(遺族年金非該当時)
共済年金・厚生年金の位置付け
「国民年金でない」=「国民年金の上乗せ制度」と捉える。国民年金をベースにしながら、職業別に追加保障を付加する体系です。