第18回 言語聴覚士国家試験 第145問
第18回 言語聴覚士国家試験 第145問(言語発達学)の正答は 4 です。語彙習得における生得論的な考え方を問う。
- 1.Skinner,B.F.の反応形成説
- 2.Chomsky,N.の言語獲得装置説
- 3.Tomasello,M.の社会プラグマティック説
- 4.Markman,E.M.の制約論説 ✓
- 5.Bruner.J.S.の言語獲得支援システム説
正答:4番
初回正答率 38%難問
79人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
語彙習得における生得論的な考え方を問う。Markmanの制約論説は、子どもが語の意味を効率よく絞り込めるよう生得的な制約(事物全体制約・相互排他性など)をもつとする立場で、生得論にあたる。
【各選択肢の解説】
1.Skinnerの反応形成説:❌行動主義(経験論)。強化により言語が形成されるとする。
2.Chomskyの言語獲得装置説:❌統語の生得説で著名だが、ここで問われる「語彙習得」の制約論ではない。
3.Tomaselloの社会プラグマティック説:❌社会的相互作用を重視する経験論的立場。
4.Markmanの制約論説:✅正答。語意の絞り込みを支える生得的制約を仮定する生得論的立場。
5.Brunerの言語獲得支援システム説:❌養育者の支援(LASS)を重視する社会・相互作用論。
【試験対策ポイント】
語彙習得理論は「生得論(制約論:Markman=事物全体制約・相互排他性)」と「社会・相互作用論(Tomasello=社会プラグマティック、Bruner=LASS)」「行動主義(Skinner)」に大別。語彙の絞り込みに生得的制約を置くのがMarkmanの制約論である。
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