STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第41問

音響学第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第41問(音響学)の正答は 4 です。母音のホルマントに関する正誤問題。

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問題
母音のホルマントに関して誤っているのはどれか。
  1. 1.[ə]に比べて前舌母音の第2ホルマント周波数は高い。
  2. 2.[ə]に比べて広母音の第1ホルマント周波数は高い。
  3. 3.[i]に比べて[u]の第2ホルマント周波数は低い。
  4. 4.[a]に比べて[i]では第1ホルマントと第2ホルマントの周波数が近づく。
  5. 5.[a]に比べて[u]の第1ホルマント周波数は低い。

正答:4番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 50.7%難問

69人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — [i]では第1・第2ホルマントは近づかず、むしろ離れる

母音のホルマントに関する正誤問題。[i]は第1ホルマント(F1)が低く第2ホルマント(F2)が高いため、F1とF2は大きく離れる。「近づく」という記述が誤りである。


【各選択肢の解説】
1.[ə]に比べて前舌母音のF2は高い:❌正しい。前舌母音ほどF2は高くなる。
2.[ə]に比べて広母音のF1は高い:❌正しい。開口度が大きい(広い)ほどF1は高い。
3.[i]に比べて[u]のF2は低い:❌正しい。後舌・円唇の[u]はF2が低い。
4.[a]に比べて[i]ではF1とF2の周波数が近づく:✅誤り(=正答)。[i]はF1が低くF2が高いため、両者は離れる。[a]はF1が高くF2が中程度で比較的近い。
5.[a]に比べて[u]のF1は低い:❌正しい。狭母音[u]はF1が低い。


【試験対策ポイント】
F1は開口度(広い→高い)、F2は前後(前舌→高い)に対応する。[i]=F1低・F2高(離れる)、[a]=F1高・F2中(近い)、[u]=F1低・F2低。母音四角形と結びつけ、F1・F2の高低を母音ごとに描けるようにする。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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