第18回 言語聴覚士国家試験 第41問
音響学第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第41問(音響学)の正答は 4 です。母音のホルマントに関する正誤問題。
問題
母音のホルマントに関して誤っているのはどれか。
- 1.[ə]に比べて前舌母音の第2ホルマント周波数は高い。
- 2.[ə]に比べて広母音の第1ホルマント周波数は高い。
- 3.[i]に比べて[u]の第2ホルマント周波数は低い。
- 4.[a]に比べて[i]では第1ホルマントと第2ホルマントの周波数が近づく。 ✓
- 5.[a]に比べて[u]の第1ホルマント周波数は低い。
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 51.5%標準
101人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — [i]では第1・第2ホルマントは近づかず、むしろ離れる
母音のホルマントに関する正誤問題。[i]は第1ホルマント(F1)が低く第2ホルマント(F2)が高いため、F1とF2は大きく離れる。「近づく」という記述が誤りである。
【各選択肢の解説】
1. [ə]に比べて前舌母音の第2ホルマント周波数は高い。
✅ 正しい。前舌母音ほどF2は高くなる。
✅ 正しい。前舌母音ほどF2は高くなる。
2. [ə]に比べて広母音の第1ホルマント周波数は高い。
✅ 正しい。開口度が大きい(広い)ほどF1は高い。
✅ 正しい。開口度が大きい(広い)ほどF1は高い。
3. [i]に比べて[u]の第2ホルマント周波数は低い。
✅ 正しい。後舌・円唇の[u]はF2が低い。
✅ 正しい。後舌・円唇の[u]はF2が低い。
4. [a]に比べて[i]では第1ホルマントと第2ホルマントの周波数が近づく。
❌ 誤り(=正答)。[i]はF1が低くF2が高いため、両者は離れる。[a]はF1が高くF2が中程度で比較的近い。正しくは、[a]に比べて[i]ではF1とF2の周波数が離れる。
❌ 誤り(=正答)。[i]はF1が低くF2が高いため、両者は離れる。[a]はF1が高くF2が中程度で比較的近い。正しくは、[a]に比べて[i]ではF1とF2の周波数が離れる。
5. [a]に比べて[u]の第1ホルマント周波数は低い。
✅ 正しい。狭母音[u]はF1が低い。
✅ 正しい。狭母音[u]はF1が低い。
【試験対策ポイント】
F1は開口度(広い→高い)、F2は前後(前舌→高い)に対応する。[i]=F1低・F2高(離れる)、[a]=F1高・F2中(近い)、[u]=F1低・F2低。母音四角形と結びつけ、F1・F2の高低を母音ごとに描けるようにする。
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