第18回 言語聴覚士国家試験 第46問
言語学第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第46問(言語学)の正答は 3 です。「 」内が否定の焦点(否定されている当の要素)になっている文を選ぶ。
問題
「 」内が否定のフォーカスになっているのはどれか。
- 1.「太郎と」北海道には行かなかった。
- 2.「昨日」太郎からメールは来なかった。
- 3.もらったプレゼントを「開けも」しなかった。 ✓
- 4.太郎が「電車に」乗り遅れたわけではない。
- 5.その店は「営業日なのに」やっていなかった。
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 55.1%標準
118人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 「開けも」が否定のフォーカスになっている
「 」内が否定の焦点(否定されている当の要素)になっている文を選ぶ。「もらったプレゼントを『開けも』しなかった」は、「開ける」という動作そのものが否定の焦点になっている。
【各選択肢の解説】
1. 「太郎と」北海道には行かなかった。
❌ 「太郎と」が焦点とは限らず、否定の焦点が「 」内に定まらない。正しくは「 」内は否定のフォーカスになっておらず、フォーカスになっているのは選択肢3の「開けも」である。
❌ 「太郎と」が焦点とは限らず、否定の焦点が「 」内に定まらない。正しくは「 」内は否定のフォーカスになっておらず、フォーカスになっているのは選択肢3の「開けも」である。
2. 「昨日」太郎からメールは来なかった。
❌ 否定の焦点は時(昨日)に限定されず曖昧。正しくは「 」内は否定のフォーカスになっておらず、フォーカスになっているのは選択肢3の「開けも」である。
❌ 否定の焦点は時(昨日)に限定されず曖昧。正しくは「 」内は否定のフォーカスになっておらず、フォーカスになっているのは選択肢3の「開けも」である。
3. もらったプレゼントを「開けも」しなかった。
✅ 正しい(=正答)。「〜も〜ない」の構文で「開ける」という行為自体が否定の焦点になる。
✅ 正しい(=正答)。「〜も〜ない」の構文で「開ける」という行為自体が否定の焦点になる。
4. 太郎が「電車に」乗り遅れたわけではない。
❌ 「わけではない」による部分否定で、焦点が「電車に」に限定されない。正しくは「 」内は否定のフォーカスになっておらず、フォーカスになっているのは選択肢3の「開けも」である。
❌ 「わけではない」による部分否定で、焦点が「電車に」に限定されない。正しくは「 」内は否定のフォーカスになっておらず、フォーカスになっているのは選択肢3の「開けも」である。
5. その店は「営業日なのに」やっていなかった。
❌ 「 」内は逆接の理由を示し、否定の焦点ではない。正しくは「営業日なのに」は否定の外にある逆接の従属節で、否定されているのは「やっていた」の部分である。
❌ 「 」内は逆接の理由を示し、否定の焦点ではない。正しくは「営業日なのに」は否定の外にある逆接の従属節で、否定されているのは「やっていた」の部分である。
【試験対策ポイント】
否定のフォーカスは「否定がどの要素を打ち消しているか」。「〜も〜しない」は当該動作・要素を取り立てて否定する典型構文で、焦点が明確になる。「わけではない」(部分否定)や逆接句は焦点を限定しない点と区別する。
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