第18回 言語聴覚士国家試験 第47問
言語発達学第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第47問(言語発達学)の正答は 5 です。乳児期の音声発達の正誤問題。
問題
乳児期の音声発達の説明として正しいのはどれか。
- 1.新生児は音声の弁別能力がない。
- 2.喃語の出現直後に発声と身体運動との同期現象が増大する。
- 3.喃語は母語と関係しない。
- 4.初語が出現すると非言語音による伝達は消失する。
- 5.生後1年ころまでに子音弁別能力は母語の制約を受けるようになる。 ✓
正答:5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.9%標準
90人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 生後1年ころまでに子音弁別は母語の制約を受けるようになる
乳児期の音声発達の正誤問題。乳児は当初さまざまな言語の音を弁別できるが、母語への適応が進み、生後1年ころまでに子音の弁別能力が母語の音体系の制約を受けるようになる(知覚の母語化)。
【各選択肢の解説】
1.新生児は音声の弁別能力がない:❌誤り。新生児でも音声を弁別できる。
2.喃語の出現直後に発声と身体運動との同期現象が増大する:❌誤り。発声と運動の未分化な同期はむしろ整理されていく。
3.喃語は母語と関係しない:❌誤り。後期の喃語は母語の音韻的特徴の影響を受ける。
4.初語が出現すると非言語音による伝達は消失する:❌誤り。指さしや発声などの非言語的伝達は消失しない。
5.生後1年ころまでに子音弁別能力は母語の制約を受けるようになる:✅正答。知覚の母語化により母語にない対立の弁別が低下する。
【試験対策ポイント】
乳児は生得的に幅広い音声弁別ができるが、生後半年〜1年で「知覚の母語化」が進み、母語にない音対立の弁別が落ちる(Wernerらの知見)。喃語は後期に母語の影響を受け、非言語的伝達は初語後も併存する。発達の方向性を押さえる。
📘 STカコモンの有料教材
この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)