STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第72問

学習障害第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第72問(学習障害)の正答は 5 です。発達性読み書き障害への仮名指導では、文字と音を結びつける音韻処理の支援が中心となる。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
小学校2年生。発達性読み書き障害の男子。仮名文字と音声との対応規則の学習で優先順位が低いのはどれか。
  1. 1.文字形態の言語化
  2. 2.音韻抽出
  3. 3.絵と仮名単語とのマッチング
  4. 4.キーワード法での仮名1文字学習
  5. 5.仮名文字のなぞり

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — 仮名と音の対応規則の学習では「なぞり」の優先順位が低い

発達性読み書き障害への仮名指導では、文字と音を結びつける音韻処理の支援が中心となる。運動的な「なぞり」は文字-音対応の習得そのものへの寄与が小さく、優先順位は低い。


【各選択肢の解説】
1.文字形態の言語化:❌優先度が高い。文字の形を言葉で説明し記憶を助ける。
2.音韻抽出:❌優先度が高い。語を音に分解する音韻意識の形成は中核。
3.絵と仮名単語とのマッチング:❌優先度が高い。意味と文字列を結びつけ読みを支える。
4.キーワード法での仮名1文字学習:❌優先度が高い。手がかり語を介し文字-音対応を覚える。
5.仮名文字のなぞり:✅優先順位が低い(=正答)。運動的模写が中心で、文字-音対応規則の習得への寄与は小さい。


【試験対策ポイント】
発達性読み書き障害の中核は音韻処理の弱さ。指導は音韻抽出・キーワード法・文字形態の言語化など、音と文字を結ぶ支援を優先する。なぞり書きは運動面の練習で、対応規則の学習という観点では優先度が下がる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第18回 全問一覧

▶ 学習障害 の過去問一覧

スポンサーリンク